2015年11月16日月曜日

日高昆布フォーラムinさっぽろ

 日高昆布フォーラムinさっぽろ、が開催されました。 主催する実行委員会の様似町町長は、安定生産と消費拡大のため多く人達に昆布を知って頂き食べて貰いたいと、数年に一度、道内最大の消費地、札幌でフォーラムを開催しています。
 今回は4年ぶりの開催で、講師の酪農学園大学杉村准教授からは昆布の多様な使い方を中心に、味の素の広報部二宮くみ子さんからはコンブにまつわる旨味の秘話などをお話しいただき、参加した約150人が熱心に聞き入っていました。講演に合わせ札幌駅前地下歩行空間では「日高海の市」も開催されました。
 フォーラム会場では全員に配られた記念の切り昆布を隣席の市民に渡す様似からの参加者もいて、札幌市民との会話が生まれ、私の知人からは、せっかくの機会だから、「次回の開催には参加者に声掛けして、日高コンブ札幌応援隊を募集してはどうか」との意見が寄せられました。
 

2015年11月10日火曜日

浦河アイヌ協会敬老会及び文化保存会55周年記念

 浦河アイヌ協会主催の敬老会と文化保存会の55周年を祝う記念会が開催されました。この日は24名の敬老会員の内13名が出席し、手作りの料理やゲーム、伝統の踊りで楽しみ、後輩たちの心くばりに感謝していました。
 日本における危機言語・方言の中で、アイヌ語は絶滅の一歩手前の「極めて深刻」な事態であるといわれ、各地で言語の継承やアイヌ文化の保存の取り組みが行われています。
 札幌ではアイヌアートデザインの教室が開かれたり、アイヌの視点から北海道の歴史を考えてみようとの勉強会などが企画されています。白老町のアイヌ民族博物館ではアイヌ伝承をホームページで公開しています。 絵本と朗読コーナー(http://ainu-museum.or.jp/siror/pictbook/)は、小さなお子さんにも楽しんでもらえる内容です。 この種の取り組みが増えていることを心強く思うと同時に、これまで努力されてきた関係者の皆さんに敬意を表します。
 

日高中部地区技能士会創立30周年

 日高中部地区技能士会創立30周年と27年度日高管内技能者の集いが開催されました。
 細川好弘日高地方技能訓練協会会長の挨拶の後、本年度の優良技能者表彰や技能者養成貢献事業所表彰が行われ、技能資格への認識を新たにしました。
 今年で30年を迎えた技能士会も会員の減少と高齢化のなかで、技術の伝承や後継者の不足、更には事業所の減少と取り巻く環境は決して明るい状況にはありません。
 昭和34年に技能検定が実施されて以来、全国の技能検定合格者はこれまで約400万人。何気ない日々の暮らしを支えてきた、安全や安心に果たしている技能の役割を忘れてはなりません。
 日本の持つ伝統と技能、職人の文化を、こうしてギリギリのところで支え、頑張っている技能士の皆さんに心からの声援を送ります。

2015年10月26日月曜日

第45回 門別ししゃも祭り

 日高町富川の沙流川の河口公園で、恒例の祭り「門別ししゃも祭り」が開催され、会場は町内外からの大勢の人たちで賑わいました。限られた地域だけが味わえる、「秋の絶品味覚」に舌鼓を打ちながら、ステージの歌謡ショ-やゲームを楽しみました。昨年の晴天とは打って変わって、時々降り付ける雨や風も手伝い、暖かいシシャモ汁は大人気、シシャモの掴み取りにも人の列ができていました。実行委員会や漁協青年部・商工会関係者の皆さん、準備から後片付けまで、寒い中での大奮闘ご苦労様でした。
 温暖化や、外国漁船による乱獲等の環境変化で、マグロやウナギ、サンマの不漁が聞かれ、鮭でも不漁が心配されるようになっています。大漁が続くに越したことはありませんが、不漁の年でも漁業者が安心して暮らせる、強い地場産品づくりについて、毎年開催されるこの祭りのように継続して考えていきたいものです。

2015年10月13日火曜日

えりも漁港被害

 北海道を直撃した台風23号はその後温帯低気圧にかわり、道東を中心に被害をもたらしました。
 えりも漁港でも、護岸が無惨に折れ、大型コンクリートブロックが崩れ落ちる被害を受けました。船舶の出入りにも支障をきたすため、漁協は航行に注意するよう呼びかけています。
 これから冬に向かう時期であり、海は荒れる日が多いため海上作業の稼働日数に制約はあるでしょうが、1日も早い復旧をと漁業関係者は願っています。

2015年10月7日水曜日

第34回えりも海と山の幸フェスティバル

 第34回えりも海と山の幸フェスティバルは「風に向かって食べ歩こう」をテ-マに開催され、会場には町内外から約8300人の来場者が集まり賑わいました。一番人気で恒例になったサケのつかみ捕りや、もちまき大会、町民吹奏楽団・中学校吹奏楽部演奏、漁協女性部の無料サケ鍋のサ-ビス等々の多彩な催しに、笑顔や笑い声の絶えない1日となりました。
 町外からの来場者には、黒毛和牛より肉の旨味成分が多いと言われる、幻のブランド「えりも短角牛」を求めて来る人も多く、海から山、まさに「風に向かって食べ歩こう」のえりも町にふさわしいイベントとなっています。
 食材も豊富ですが、実行委員会の<人財>も豊富な、えりも町。イベントの熱気にいつも感心させられています。

2015年10月6日火曜日

こたにがわ学園 創立5周年

 虐待などの原因で親元で暮らせなくなった子供たちが共同生活を送る自立援助ホ-ム「こたにがわ学園」は、閉校された新冠町立若園小学校を活用して2010年にオープンしたもので、このたび創立5周年を迎え、学園関係者や地域の人達が集まり記念式典がおこなわれました。
 いじめや引きこもり、虐待の件数は、毎年増加しているようです。例えば平成24年度の虐待対応件数は66,701件と平成11年度の約5.7倍となっています。
 虐待は情緒面や行動面にも影響を与え、後遺症も深刻で、子ども達の居場所になるはずの里親や児童養護施設でも、一緒に暮らせない事例もあるようです。
 わたしたちも施設の行事に参加したときには、子どもたちの成果に、自信を持たせる声掛けなどを心掛け、温かい眼で見守っていきたいものです。

2015年9月30日水曜日

敬老会に思う

 浦河町堺町地区の敬老会に出席しました。年々増える参加者を実感しながら、自治会の方々の手作りの蕎麦や弁当に舌鼓を打ち、久々に再会する顔もあり、楽しい時間を過ごしました。
 文部科学省が毎年実施している「体力・運動能力調査」によると、2013年度の70~74歳の握力等体力試験の成績は15年前の65~69歳の水準を上回るそうで、この15年間で男女とも5歳程、若返ったとのことです。
 改正高年齢者雇用安定法では、企業は原則、雇用の継続を希望する人を65歳まで雇わなければならないことになっています。働く意欲があり頭もしっかりした元気なシニア世代をそのままに遊ばせておくのは、国ばかりか地元の損失にもなります。企業以外に活躍の場はないのか、経験を地域に生かす場づくりを考えていく時代になっています。

沙流川まつり

 地元民が楽しみにしている、平取町の最大のお祭り、沙流川まつりが開催され、名物のびらとり和牛の焼肉会場には町内外から大勢の人が訪れ堪能していました。びらとり和牛とびらとりトマトをつかった、ハンバーガーも人気、「平岸天神」による「よさこいソーラン」、歌謡ショーやアイヌ古式舞踊など盛りだくさんの祭りでした。
 あるまちでは、地元以外の来客が特産品を狙って大勢訪れ、買い占めるようになりました。主催者側は地元だけでは足りず、特産品をあちこちから寄せ集めて取り寄せ、地元民は別日に特産品を買うようになりました。祭りはまずは地元の人たちのもの。今後ともまちの熱気が続くように願っています。

収穫の季節

 収穫の季節。今年は、これまで聞き慣れない<線状降水帯>というのが、長時間にわたり同じ箇所に何度も現れ、信じられないような雨を降らせ大河川の氾濫をひき起こしました。台風や大雨の被害のほか、今や、巨大竜巻も、他人事ではなく、日本各地で発生するようになっています。
 幸い、北海道は今年も大きな被害もなく、昨年並みの収穫に恵まれました。今では珍しくなったハザカケの風景に心癒され、収穫祭に安堵しながらも、近未来の環境変化や、TPPの成り行きなどには一抹の不安を禁じ得ません。
 自然の脅威に対抗する手段は限られ、自給食材にまで押し寄せるグローバル化の波が止めようがないなら、生産者の暮らしの質を上げるしかありません。
 農業体験希望学生の労働対価を地元自動車学校での免許取得費に充てる、厚沢部町農家グループが提案した「0円免許合宿」のような相乗効果をもたらす施策、アイデアが今後求められていくでしょう。一次生産者だけでは荷の重い課題を施策化する「行政の底力」が試されていくのでしょう。

2015年9月25日金曜日

第69回のシャクシャインの法要祭

 新ひだか町静内真歌公園で第69回のシャクシャインの法要祭が開催され、全道各地から集まった約千人の関係者が、民族のために松前藩と戦った英傑の霊を慰めました。
 実行委員長の大川勝・新ひだかアイヌ協会会長は、「アイヌ民族はシャクシャインの偉大な力を借りて結束してきた」と述べられました。加藤忠・道アイヌ協会理事長は、「アイヌ文化があって、沖縄文化があって、日本文化がある。アイヌ民族も心一つにして道民、国民手を携えて未来を切り開こう」と訴えました。法要祭終了後は、全道各地から集まった保存会の方々が、古式舞踊を披露し合いました。シャクシャイン像は青空の下、末裔を見守るように一際スックと立っているように見えました。
 

2015年9月23日水曜日

豊似湖はハートの形

 日高山脈の山中、えりも町目黒の道有林の中に、周囲約1キロの自然湖でハートの形をした豊似湖があります。近年、石屋製菓の広告で広く知られる様になり、地元えりも町でも何とか観光客の誘致に繋がればと、力を入れていました。
 この度、豊似湖を空から見ようとの、JTB北海道が主催のヘリコプター遊覧が決まり、9月19日から10月5日まで実現することになりました。
 旧目黒小中学校のグランドを基地として、エメラルドグリーンに輝くハートの湖面や眼下に広がる太平洋の絶景は圧巻です。これから本番の紅葉も魅力に花を添えるでしょう。この遊覧飛行が定着し、えりもの魅力アップにつながるよう祈っています。みなさんも是非一度試乗体験ください。

おめでとう世界ジオパ-ク

 おめでとう世界ジオパーク。
 アポイ岳が日本ジオパークから世界のジオパークへと昇格し、私たちの9年越しの思いが実りました。人口4600人の行政区域、約364km²の全域が認定を受け、町民の喜びには特別なものがあります。国内での認定は8例目、道内では洞爺湖有珠山に次いで2地域目となります。
 アポイ岳では、特有の高山植物や、地下深くにあるマントルが変質しないまま地表で冷えて固まった「かんらん岩」を見ることができます。その特性が「世界的に貴重な自然公園」として位置づけられたのですから、この宝を天の恵みとして、どう守り、育て上げるか、町民皆で考え、息長く育てていきましょう。

2015年9月6日日曜日

JR留萌線廃止

 JR留萌線廃止の協議が行われていますが、他人ごとには思われず、視察に行って来ました。増毛町から留萌間を列車にゆられながら車窓からの風景をながめ、賑やかだった時代・歴史を思い日高線を重ねました。増毛町では町の人からお話しをうかがいました。「JRとして利用者を増やす努力より利用率が低いところは切り捨ててゆくのですね」、「来年3月の新幹線開通は私達には関係はないね」
 バス路線さえ撤退の話を聞く現在、JR廃止後の交通機関はどうなるのか。確かに、観光スポットに生活路線を組み込んだ十勝バス、マイクロバスを使い乗り合いタクシーとしてバス撤退を乗り越えた旭川中央ハイヤー等の成功事例も散見されるようになっていますが、過疎自治体には重い課題です。
 JR存続は地元の悲願ですが、人口減が続くなか、道路、鉄道、空港の交通インフラをどうつないで利便性を確保するのか。広域自治体としての道庁と地元自治体、交通機関が公共交通の分担と連携、補完について、知恵を出さねばならない現実が待ち受けています。
 「地方創生って何ですか、弱い者は負ける世の中って嫌ですね」 と言っていた増毛の初老の方の言葉が耳に痛く残っています。

2015年9月1日火曜日

第67回北海道消防大会

 第67回北海道消防大会が日高町門別で開催されました。全道から約二千人が参加し、防災への思いを新たに、各地の取り組み実例の紹介があり、長年消防団の活動に尽力した元団員の方々や家族が表彰されました。
 東日本大震災では多くの行政機能が麻痺しました。高齢化は被災対象者の増加する危険性があることを意味します。人口の減少は消防団員の確保も難しくします。臨機応変に活動できるよう、消防、病院、介護施設、警察などとの連携について、地元自治体の調整役割も重要になってきます。今回の大会を機に、関係者一同、気を引き締め、更なる防災体制の充実に取り組んでいきましょう。

製氷貯氷施設完成

 ひだか漁協の製氷貯氷施設完成竣工式が三石漁港で行われました。製氷能力は日産15トン、貯氷能力は300トンあり、 これから最盛期を迎えるイカやさけ、外来船への対応施設としても期待されるところです。
 鮮魚用氷の安定供給は、鮮度の維持、魚価の安定、水揚げ量の安定にもにつながります。平成14年には1,856人いた三石漁港地区の人口は、7年後の平成21年には1,664人までに減っています。この施設が大いに活用され、漁家所得が向上し、漁家経済の安定はもちろん、地域の活力を高めていくことにも大いに期待をしています。

2015年8月24日月曜日

高波被害

  21日から発生した 高波により、新ひだか町春立地区の海岸護岸が一部決壊し(決壊延長約50メートル)、波浪による侵食被害の拡大に備え、地域住民に避難指示が出されました。22日から23日にかけては、応急対策として延長約100メートルに大型土のうが積まれ、矢板による侵食防止対策が行われました。21日から22日に発生した高波は、春立漁港の係留中の漁船へも不安を与えました。岸壁の荷揚げ場所のアスファルト部分も直撃を受けています。
  IPCC報告(気候変動に関する政府間パネル)では今世紀末の世界の平均海面水位は26~82センチの範囲で上昇する可能性が高いとか。財政の悪化から、これまでの「公助」には多くを望めず、「自助」と「共助(NPO等)」による対策が重要といわれ、防災対策を「コスト(出費)からバリュー(価値)へ」との意識改革が言われだしました。
  近年は特に高波の発生件数が多くなってきていることから、財源不足の「できない理由」を言うだけではなく、「どうすればできるのか」、安全点検等のマニュアルに不足はないかなど、防災の有り様を、「地元住民を含む関係者」で十分検討していくべき時代といえるでしょう。

2015年8月21日金曜日

戦没者慰霊祭

  戦後70年が経過した今もなお、深い悲しみは心に迫ってきます。浦河町と新冠町で戦没者慰霊祭が行われ恒久の平和への誓いを新たにしました。遺族会の高齢化により新冠町では今年から、町の主催により開催されました。ちなみに浦河町では既に町の主催によって行われています。 
 戦後生まれも70代に突入し、今後10年で、戦争を直接体験した方たちがほとんどいない時代がやってきます。
 戦没者の冥福を祈りつつ、平和と命の尊さを歴史の教訓として語り継ぐ必要があります。慰霊祭そのものの意義を見失うことのないよう、若い現役世代にしっかり伝えていくべき時期が来ている、と考えています。

2015年8月18日火曜日

日高路の夏まつり

 8月14日えりも灯台まつりから、15・16日浦河町の港まつり、三石町の港まつり、平取町のふるさと祭り(義経神社例大祭)等々、日高路の夏まつりが各地で行われました。
 えりも町では、マツカワの稚魚約二千尾の放流や海上安全と大漁祈願等から始まり、歌謡ショーや花火大会には帰省客や観光客等で約二万六千人が祭りを楽しみました。
 浦河町では町制施行百年の協賛行事もあって、14日の前夜祭の「もち」まきから16日の花火大会までのカラオケ選手権やウルトラクイズ、お化け屋敷や屋台、歌謡ショ-、盆踊り等々、天候にも恵まれ、大勢の町民や観光客で賑わいました。
 「祭」という漢字は、「切った肉」(月)と、右手(又)と、「神に捧げる台」(示)からなる象形文字が元字だそうですが、今流に言えば、「天の恵みを感謝する」ということになりましょう。
 楽しい中にも、自然の恵みのおかげで我々の暮らしが成り立っていることに、天(神)への感謝の心も忘れないようにしたいものですね。もちろん、実行委員会の方々への感謝もです!

2015年8月4日火曜日

第45回アポイの火まつり

 山頂に火を焚き、豊猟を祈ったという言い伝えをモチーフにしたアポイの火まつりも第45回目を迎えました。恒例の ねぶたパレードや花火大会、歌謡ショ-等で、8月1、2日の二日間を多くの町民が楽しみました。
 人は<ココニシカナイ>という枕詞がつくと、何かしら優越感を持った気になるものです。アポイ岳にも、ここしかいないカタツムリ「アポイマイマイ」や、ここにしかいない蝶「ヒメチャマダラセセリ」がいます。
 地球深くに眠るかんらん岩が新鮮なまま地表近くで見られたり、固有種の高山植物が20種近くある、世界的にもまれな地域とも言われ、2008年には「日本ジオパーク」に認定されました。
 様似町の宝として周辺の関心がさらに高まり、祭りを呼び水に、北海道の宝、日本の宝として、さらに多くの人にまちを訪れてほしいものです。

2015年7月27日月曜日

うらかわ馬フェスタ2015

 浦河町の夏まつりは、うらかわ馬フェスタから始まります。「シンザンフェスティバルと浦河競馬祭」を合わせたもので今年で第30回を迎えます。初日の25日は、すっかり恒例となった感のあるメインイベント「馬上結婚式」が日高育成牧場特設会場で行われました。今年は三組のカップルが歴史的な馬車乗り誘導馬に従い会場に。大勢の参加者から祝福を受けていました。
 人口減少時代に入り、せっかくの特色あるイベントですから、そのまま定住につながる結婚式にならないものか、官民挙げて知恵を絞れないものかと、祝福の拍手をしながら考えてしまいました。

新ひだか町で、全道阿波おどり大会

 静内郡静内町と三石郡三石町の合併によって誕生した<新ひだか町>。誕生10年記念として、今年の夏まつりは、全道阿波おどり大会が企画・実施されました。大会には姉妹都市の徳島県美馬市脇町と兵庫県洲本市の阿波おどり二団体をはじめ、札幌や帯広、名寄市等18連が参加して行われました。
 歩行者天国ではパレード、広場ではビアガーデン、ビンゴ大会や抽選会等もあり、大勢の町民が短い夏を楽しみました。
 阿波踊りは400年もの歴史があるといいます。歴史を比べれば生まれたばかりのような「よさこいソーラン」も後世に踊り継がれてほしいものです。

2015年7月22日水曜日

にいかっぷふるさとまつり

 日高路の夏祭りの第二弾は新冠町の「にいかっぷふるさとまつり」。 北海道では当地ただ一つしかない、氷川神社の祭典に合わせて行われています。
 JR新冠駅前広場から農協前広場までが会場で、商工会の青年部や女性部が大活躍。地元の商店による沢山の露天が並び、まつり参加者はビールを飲みながら、特設ステージの歌謡ショーや和太鼓の演奏、俵担ぎリレー等々を楽しみました。
 昨今は、大型台風の影響が北海道でも顕著になっています。祭りの後は防災の備えも念頭に置いて、明日からのお仕事等にご活躍ください。

2015年7月21日火曜日

静内駐屯地創設51周年

 陸上自衛隊静内駐屯地創設51周年及び第7高射特科連隊創隊34周年の記念行事が行われました。地域の町民約一千人が参加し、射撃訓練、災害時の装備品、日々の活動の様子を紹介するパネル展示に見入っていました。
 最近、国政の場では、国防についての議論が盛んになされておりますが、議論の評価は歴史にゆずるとしても、最前線に立つのは現場隊員の皆さんです。日々訓練に汗を流すのも、いざという時には一番頼りにされる存在だからです。だからこそ、なおさら、徹底的な議論と、国民の理解は必要ではないか、と思っています。
 

2015年7月15日水曜日

JR日高線の早期復旧について

 去る1月7日の高波により、様似-鵡川間の運休となっているJR日高線。
 新冠町大狩部の線路脇の土砂流出現場を、高橋はるみ知事はじめ、管内の町長さんや道議会交通体系対策特別委員会の委員長・副委員長等々が視察され、その後、新冠町役場会議室で意見交換が行われました。
 地域からは、災害部分の早期復旧による運行再開と、安全対策による本格的対策工事の二段階方式を要請しました。
 本格的復旧工事には26億円の工事費の捻出と、約4年の工期が必要と主張するJR側との溝が埋まらず平行線のままでした。
 工費、工期の問題が足かせになっていますが、公共交通を担っているという誇りと責任の下、1日も早い復旧をと地域住民は望んでいます。
 

2015年7月7日火曜日

浦河向陽園の運動会

 浦河町絵笛にある障がい者施設、浦河向陽園の運動会が開催されました。
 6月から7月の第一週にかけて、各地の小学校や幼稚園等で運動会が開催されますが、ここ向陽園でも、利用者の健康と親睦、地域との交流に、ボランティアの方々の暖かい応援をもらいながら、楽しい1日を過ごしました。
 関係者の皆さん、ボランティアの皆さんご苦労様、そして何よりも利用者の皆さん、いつまでも元気で、ご苦労様でした。
 浦河向陽園は、心身に障害を持つ方の自立支援を目的とする施設です。工芸品やアクセサリーづくり、水産物の加工なども行っていますので、地域のイベントや地元広報の際にはそれら商品のご利用についても、是非ご検討、ご協力ください。

みついし蓬莱山まつり

 日高路も夏祭りの季節になりました。これから8月頃まで管内の各町で夏祭りが開催されますが、その一番のりが、新ひだか町三石の蓬莱山まつりです。今年も約6500人の町民等で賑わいました。
 特徴は何と言っても約130メートルの巨大しめ縄。川に阻まれて会えず岩になったというアイヌの若者の悲恋伝説をモチーフに、年に一度、雌雄の岩山を結んであげようという粋な計らいの祭りです。今年で21回目となり、すっかり定着した感があります。
 会場では地元産の三石牛の焼き肉に舌鼓を打ちながら、よさこい や歌謡ショ-を楽しみました。
 いよいよ夏本番。飲む機会も多くなると思いますが、風邪などめされず、皆様、今年も健康でこの季節を乗り越えましょう。

2015年6月10日水曜日

イチャルパ

 ひだか町アイヌ協会による27回目のイチャルパ(先祖供養)が町内の真歌にある「チセ」で開催されました。旧静内町内に点在していたアイヌの無縁墓地を平成元年から平成11年迄に改装事業を行い、無縁佛納骨堂を建立。約2830体が安置されており、毎年こうしてイチャルパが行われています。
 無縁仏といえどその遺徳によって今の人々が生かされています。人間の傲慢さが地球温暖化を招き、自らに巨大な災害となって降りかかって見える現代、同化政策で辛酸をなめてきたアイヌ民族の、自然との調和を大切にするその文化は、未来に向けての大きなメッセージでもあります。次の世代にもしっかり残ってほしいと思っています。

2015年6月9日火曜日

日高中部消防技能訓練大会

 6月7日の日曜日、日高中部消防技能訓練大会が新ひだか町静内で開催されました。訓練は火災のためだけではありません。最近は大きな自然災害等によって、住民の安全安心や生命財産が脅かされる出来事が多くなっています。それだけに彼らのこうした日々の訓練がとても頼もしく、感謝と敬意を表します。頑張ってください。
 「想定外」の被害をもたらした東日本大震災から3年が経ちました。障害者や高齢者など「災害弱者」の支援体制づくりも欠かせません。あの震災では避難誘導が不十分で人々が逃げ遅れたケースも多発しました。消防以外の通常業務に当たる役場内の体制も定期的に確認していきたいものです。

2015年6月6日土曜日

日高管内老人芸能発表大会

 日高管内老人クラブ連合会主催による第43回芸能発表大会が浦河町総合文化会館で開催されました。管内七町から約600人が集まりダンスや舞踊歌謡曲、民謡等が次々に披露されました。出演する人と応援する人の笑いと熱気に会場は盛り上がり、みなが大いに楽しみました。
 今後、医療費、介護費の負担増という嬉しくない話が現実味を帯びてきますが、このような元気を盛り上げる老人向けの取り組みが、結局は医療や介護費用の削減につながります。医療、福祉、介護、健康を一体のものとして考えた自治体独自のコミュニティ施策につなげていきたいものです。
 

2015年5月26日火曜日

第6回 様似ウニまつり

 第6回 様似ウニまつりがエンルム海岸広場で開催され、町内外から約四千人の来場者がありました。春ウニ(エゾバフンウニ)や ホッキ貝・ツブ、ベニヅワイガニのテッポウ汁等々、来場者は、海の味覚を堪能していました。
 地元では当たり前の<新鮮>で<安全>な食材ですが、それを付加価値として、「値段が高くても買う」という人たちが首都圏などを中心に増えています。地元来訪への誘因手段としてこれら食材をどう使っていくか、圏域の農商工関係者等全体で知恵を絞る時が来ていると思います。
 <海>と<潮風>と<塩>をキーワードに、次々と振興策を打ち出し、人口減に歯止めを掛けた島根県の離島、海士(あま)町。人口2400人足らずのこの町では今では移住者も増え、保育所が足りず待機児童が出るまでになっています。海士町が発信する「なくてよい。大事なことはすべてここにある」という生き方は日高圏域でも十分可能だと思います。

2015年5月12日火曜日

第23回全国さくらサミットin新ひだか

  「さくらの再生とまちの新生」 をテ-マに新ひだか町で全国16の市区町村が参加して「第23回全国さくらサミットin新ひだか」が開催されました。このサミットは、さくらの名所のある北海道から九州まで全国25の市区町村が加盟し、毎年持ち回りで開催されているもの。
 桜並木や施設を視察したり、交流会や全体会議の活発な議論があり、先人が残してくれた大切な遺産を守り育て、いかに次世代へと引き継ぐか、各地の様々な問題や取り組み事例、観光資源としての活用法などが紹介され、共同宣言が採択されました。
 桜は種類も多く、九州から北海道まで1ヶ月以上をかけて北上するため、加盟自治体間の観光協力も可能です。見る桜としてばかりではなく、新たな商品開発の手段、材料としての可能性にも溢れていると思います。
 

2015年5月10日日曜日

安全祈願修ばつ式

 日高管内さけ・ます増殖事業協会が進めていた「沙流さけ・ますふ化場」の改修工事が終わり、「安全祈願修ばつ式」が執り行われました。新施設飼育池の収容能力は旧施設と比べ約80万匹増の500万匹。
 式典終了後には、約一万匹のシロザケの稚魚が放流され、関係者一同、生まれ変わった近代的施設の安全と活躍を祈りました。
 鮮魚の一人当たり年間消費量は、50年前の14.5kgから3分の2の9.8kg(2010年)と減っていますが、そんな中にあってサケは逆に0.4kgから0.9kgと2倍以上に増えているとか。品質管理の向上や高級ブランド化という、関係者の努力のたまものと言えるでしょう。まもなくトキシラズも獲れだします。サケが日高圏域の財産として一層愛され、さらに住民関心が高まることを期待しています。

2015年5月7日木曜日

日高路の桜の名勝

日高路の桜の名勝(浦河町西舎)
 約4キロの道路の桜並木。新ひだか町の二十間道路の桜並木と違うのは道幅が狭いので桜並木がトンネル状になって、道にも少しカーブがあり、風情を増しています。並木は明治40年頃に馬政局主管の日高種畜牧場が設置された際に植えられたそうで、樹齢百年超えの老木桜も見応えがあります。
日高路の桜の名勝 (えりも町庶野のさくら公園)
 大正から昭和の初め約一千本以上の桜が咲きほこり地域の人々を楽しませてきた桜の名勝でもあります。今は地域の人々でつくる保存会の皆さんに守られています。満開の桜の下でお弁当を楽しむ家族やお酒とジンギスカン鍋を囲む人々の姿に平和を実感し、未来もこのようであってほしいと切に思います。
日高路の桜の名勝(新ひだか町二十間道路)
 例年より開花が早く、ゴールデンウィークの前半で満開宣言を出した新ひだか町の二十間道路。あまりにも有名ですね。
 日高路にはサクラの名勝地がたくさんあります。ここに挙げた以外にも<おらが自慢の桜>もあわせ地財、食財、人財に触れることのできるトレッキングコースやドライブコースを提供できれば地域振興の一助になるのではないかとふと思いました。振興局などと力を合わせ一度桜ロードマップをつくってはいかが。

2015年5月6日水曜日

えりもうに祭り

 ゴールデンウィークの初日4月29日、えりも町スポーツ公園で「第5回えりもうにまつり」が開催されました。2千人規模で始まったこの祭りも、毎年確実に来客数は増し、今年は町内外から約五千人が旬のうにを求めて来場しました。今年のウニはどっしりと重く、実もしっかりしており、出来が良いとのこと。
 会場では地元漁業青年部が用意した、トウダイツブのツブ焼きやズワイカニのテッポ汁、女性部の用意したミニウニ丼のほか、えりも高校生カフェのツブドックや守人のホルモン焼き等々、出店も大盛況。好天にも恵まれ、えりも○×クイズやもちまきで、春一番のえりもの祭りを楽しんでいました。
 <無子高齢化>で祭りもできないという集落まで現れだしている時代です。地域の元気は地域でつくるという、えりも町の意気込みを頼もしく感じるとともに、私も、絆の輪を広げるための一助となるよう、祭りのエネルギーを道政に活かしたいと思っています。

2015年4月28日火曜日

JR日高線の早期全線復旧を

 日高管内7町長とともに、JR日高線の早期全線復旧に関する緊急要望を2月、3月JR北海道本社へ、そして4月21日には上京して国交省や国会議員へも要望しています。JRは現在、バスによる代行運行をしていますが、地域の安心安全の確保から、高校生の通学や病院への高齢者の通院に不安が残り、観光客の入り込み減は経済活動にも影響が出ています。
 沿線住民はJR存続への危機感から、その活用を考える機会の創設などの動きが見えだしています。独特の馬文化、身障者療育の先端的取り組みなど体験型観光を支える素材も豊富にあります。急速に増加する北海道訪問外国人観光客は百万人を超えました。活発な議論を交わし、JR関係者の皆様と共に観光北海道の一翼を担う日高一帯を盛り上げていきたいものです。
 拝啓 JR 様
 寒い冬も過ぎ桜の季節、子馬が緑の大地を駆け巡り、訪れる旅人・・・1月7日のその日から、この駅や線路から列車が消えました。116Kmの沿線に住む住民の足がとても不自由になりました。来年には北海道にも新幹線がくると盛り上がっていますが・・・このまま線路がこの地域から消えてしまうのでしょうか?

2015年4月6日月曜日

平成27年度 新冠アイヌ協会定期総会

新冠アイヌ協会の平成27年度定期総会が開催されました。会長や来賓の挨拶の後、26年度の事業報告や収支決算、27年度の事業案や予算案を審議して閉会。その後、出席者で交流会が開催され、とても和やかなうちに終了しました。
 昨年は、北海道アイヌ協会から、来日したオバマ大統領に在札幌米総領事館を通じてアイヌ民族の伝統衣装が贈られたり、今年2月にはケネディ駐日大使が北海道を公式訪問しアイヌ民族博物館を訪問したりで、アイヌ文化を広く発信する機会に恵まれています。これも地道な各地の活動の成果であり、これからも様々な事業に取り組んでいきましょう。

「新ひだか町図書館・町博物館」の開館

 新ひだか町の図書館・博物館が新築開館となり、待ちわびた町民がたくさん訪れました。旧静内図書館は、平成15年の十勝沖地震で使えなくなり、仮設図書館で今日まで運営していました。図書館とともに、建設から40年以上を経過し老巧化、狭隘化した静内、三石の両郷土館を博物館として新築開館しました。
 約8万冊の蔵書と91席の閲覧スペース、また300点の貴重な実物資料等も置かれ、様々な調査に応じられるようになっています。
 「せっかくの宝が・・」などと後年言われることのないように、訪れる町民と館員の方の交流が、図書や展示企画の充実につながり、ますます愛される施設として、盛んに使われていくことを祈念しております。この度のオ-プン、心からおめでとうございます。

2015年2月18日水曜日

第26回シシリムカアイヌ文化祭

 第26回シシリムカアイヌ文化祭が平取町で開催されました。シシリムカとは、アイヌ語で「沙流川」を意味します。平取アイヌ協会や文化保存会・二風谷アイヌ語教室が主催したものでアイヌ文化の伝承に取り組む人々の発表の場でもあります。会場には約200人の関係者や町民が集まり、ムックリの演奏や小中学生のアイヌ語吹き替えのラジオ体操、民話劇、民族舞踊、工芸品の展示等を楽しみました。
 今月3日にケネディ大使が来道されたおり、高橋知事が「2020東京五輪に向けアイヌ文化を世界に発信したいので、その理解者になってほしい」と協力を求めました。このような地道な活動の継続が功を結んだものとしての協力依頼と考えています。関係者の方々のご苦労とご努力に敬意を表します。

第34回北海道障がい者冬季スポーツ大会in HIDAKA

 第34回北海道障がい者冬季スポーツ大会in HIDAKAが日高国際スキー場特設会場で開催されました。この大会は昭和57年に国際障害者年を記念して小樽で開催以来、毎年道内の各地を持ち回り、日高町では平成10年、20年に次ぐ3回目の開催になります。この日は大回転競技と距離競技が行われ、選手の皆さんのレベルの高さに感動・感激し、又ボランティアの皆さんや大会運営の皆さんのご労苦には、心から敬意を表します。
 昨年のパラリンピックでは二人の道産子選手がメダルを獲得し、大きな感動と勇気を与えてくれました。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け障害者スポーツの気運も高まっています。この大会の意義を、さらに多くの人に知ってもらうとともに、「応援の輪!」を広げてもらいたいものです。

2015年2月2日月曜日

第7回日高昆布フォ-ラムinさまに

 「第7回 日高昆布フォ-ラム in さまに」 が開催されました。会場には地元漁業関係者ら約250人が参集し、講演に聞き入り、漁協女性部による手作り昆布ケ-キやシカ肉とコラボの昆布巻きや昆布茶の試食会を堪能、改めて昆布について学びました。
 主催者からは、「産地に住む私たちが、地域を代表する昆布の安定した生産はもちろん、消費・流通はどうなっているか等、コンブを巡る現状を学び共通認識を持つことで、地域の振興につながるヒントを探りましょう」との開催意義が語られました。
 この日の講師は福井県の大手昆布問屋ヤマトタカハシの北村会長と北大北方生物圏フィ-ルド科学センタ-の四ツ倉准教授、熱い熱気の中、それぞれのお立場で昆布について話されました。
 いずれ、この熱気をそのまま札幌に持ちこんで、日高コンブ札幌フォーラムとするのも面白いのではないか、とふと思いました。

2015年1月13日火曜日

成人の日

 1月12日は「成人の日」。日高管内の各町では11日に成人式が行われました。会場は、振り袖や袴、スーツ姿の新成人が、久しぶりに会う友人との再会を喜んでいました。式典では新成人代表から「生まれ育ったふるさとに誇りと愛着をもち地域社会に貢献できる社会人の一員になります」との決意が表明され、わたしも大分昔になったそのころを思い起こしながら何か胸にこみ上げるものを感じました。
 ある時期、他都市での荒れた成人式映像がテレビに流れ、新聞を賑わせたことがありました。当地の、規律を保ち粛々と行われる様子に、若者への頼もしさと期待感が入り交じり、とても清々しい成人式となりました。
 頑張れ!新成人。「夢」はどんな社会の荒波に遇っても、生き抜いて行くための、「ぶれない自分の軸」となるものです。だから「夢」を持ち続けて、努力を重ねてくださいね。

2015年1月6日火曜日

動き始めた2015年

 動き始めた2015年。各町の新年交礼会や消防の出初め式は、いつもどおり清々しい希望や抱負・決意等が述べられました。
 アベノミクスの景気刺激策が、地方も良くすることを期待していいのか、長期の経済停滞から抜け出せるかどうか、今年は、未来日本もかかった正念場の年でもありましょう。
 また、戦後70年を迎える年でもあり、グローバルな視点から、日本を取り巻く環境の変化と、平和ということについて、歴史を振り返りながら今一度深く考えたいものです。
 昨年は災害の多い年になりました。今年は災害のない安心・安全な一年になりますよう、皆様にとって良い一年になりますよう、祈念しております。

2015年1月3日土曜日

騎馬参拝

 新年明けましておめでとうございます。馬産地浦河の初詣といえば騎馬参拝がすぐに思い浮かびます。今年で106回目となる騎馬参拝は100回目までは浦河神社の101段の階段を駆けあがる勇壮なものでしたが、今は日本中央競馬会や育成場のある町内西舎の、馬にゆかりの深い西舎神社で続けられています。今年は18頭の馬にまたがった、馬事関係者とポニースポーツ少年団約300人の参拝の方々がともに無病息災を祈りました。
 上磯郡木古内町では、ふんどし姿の若者が水を被り極寒の海へ飛び込み、豊作や豊漁を祈願する神事が毎年1月に行われますが、その勇壮さが地元観光振興に一役買って、「寒中みそぎフェスティバル」として観光客を引き寄せています。時代に合わせながら伝統を守り続ける馬事関係者の方々のご苦労を思い、多くの方にこの騎馬参拝を知ってもらいたいと、私も手を合わせました。