2010年3月28日日曜日

春が来た

 3月もあと数日で終わり4月になろうとしています。まだまだ寒い日が続き、なかなか暖かくなりませんが、それでも「春が来ましたよ」と、知らせる便りはあります。福寿草とふきのとう。本会議が終わり、つかの間の休息。ふと足下を見やると、大自然はきちんとしかるべき時に、しかるべく花を咲かせ、心を和ませてくれます。
 寒い時季に咲く花、暖かくならなければ咲けない花、自然界は多様です。それぞれの特徴、役割を立派に果たして、毎年のその時に花を咲かせます。
 人も多様であり、それぞれの特徴、役割を生かしながら、幸せに暮らしたいもの。日高という地域に生きる人たちの合意を、しっかり道政に反映させていくことが、“金岩草”の役割だと思っています。
 長い冬を耐えたご褒美のように、このあと、ヤチブキ、ギョウジャニンニク、フキなど山菜の楽しみが続きます。ところで、ご存じとは思いますが、念のため。ふきのとうは食べられるのですが、福寿草は、毒があり、食べることはできません。

2010年3月1日月曜日

津波警報に学ぶ

 27日起きたマグニチュード8.8のチリの地震による津波が28日午後、日高沿岸にもやってきました。津波警報のほか、避難勧告も出されましたので、50年前の津波災害を思い起こされた方も多いと思います。
 写真は浦河での水位変化の様子。津波到達時間が日のあるうちであったことも幸いし、不測の被害はなかったようで一安心というところですが、 国道235号線でも急遽、迂回路が設定されました。迂回された方には、山道での交差点で案内表示不足から、不安に思いながら運転された方もいたようです。行政担当の方々には特に緊張されたことと思いますが、 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ことなく、今回の警戒態勢に反省点がなかったか、住民周知、迂回路表示のあり方を含め今一度振り返り、自治体間の連携、道や国と地元との連携等に生かしていただきたいものと思っています。