2016年7月30日土曜日

記録的大雨

 27日から28日にかけて、日高管内では200ミリ以上を記録する大雨で各河川が増水、浦河町では全世帯に避難勧告が出されました。住宅への浸水や冠水、また牧草地や道路の冠水などで通行止めも頻発し、経験のない事態に住民も不安に陥りました。
 まだまだ大気の不安定ということで、河川の増水や土砂災害に注意が必要ですが、関係者の努力もあって不測の事態は避けられているようです。
 豪雨は避難を呼びかけるサイレンやスピーカーの音さえ聞こえにくくします。近年の温暖化の影響で、今後も今回以上の水害はあり得るとして、今回の経験を災害訓練に生かしてもらいたいと思います(写真は孤立してしまった浦河町の絵笛にある障がい者施設向陽園や住宅、牧草地)

2016年7月22日金曜日

懸案事項の要望活動

 日高管内七町の町長・議長さんと共に管内の懸案事項の要望活動に同行し、北海道知事、道庁各部局の部長・次長・局長・課長との意見交換を行ないました。
 JR日高線の不通は1年を過ぎ早期復旧が望まれています。日高自動車道の整備は地域振興の上からも、医療体制の充実、防災機能の強化の面からも重要課題となっています。2015年の訪日客数、旅行消費額は2012年のそれぞれ2.4倍、3.2倍となりましたが、インバウンド観光の効果は地方にはまだまだ浸透してはいません。日高の魅力を十分アピールし、予算獲得に向けて熱気ある要望会議となりました。

2016年7月20日水曜日

飲酒運転根絶の日

 7月13日は飲酒運転根絶の日。2年前、2014年のこの日は小樽ドリームビーチで起きた飲酒運転ひき逃げ事件のあった日。
 昨年の12月に施行された議員提案の「飲酒運転根絶条例」で飲酒運転根絶に向けて、道と道民が一体となって取り組む日としました。
 全道各地で決起集会が開催され、浦河町総合文化会館では、根絶に向けてと題して、浦河警察署交通課長の基調講演があり、道民宣言が読み上げられ、街頭啓発等を行いました。
 なかなか無くならない飲酒運転も詰まる所は「このくらいは大丈夫」「運転には自信あり」という自己過信にあると思います。皆で一声掛け合い、「飲むなら乗らない」「乗るなら飲まない、飲ませない」と、自らを戒め、飲酒運転を無くしていきましょう。

2016年7月7日木曜日

第22回みついし蓬莱山まつり

 7月3日、日高路で一番早い夏まつり「 第22回みついし蓬莱山まつり」(新ひだか町三石) が初夏を告げました。当日は前夜からの雨も収まりお昼頃には太陽も顔を出し、町内外から集まった約4700人が歌謡ショーや、よさこいソーラン等々を楽しみました。また特産の三石和牛には開始から長い行列ができ、用意した牛二頭分!>が午前11時半頃には完売、また地元の商店や商工会の皆さんなどの露店にも大勢の人が並び、夏の訪れを楽みました。
 人口減、格差拡大、高齢化社会が「無縁社会」を増長する側面もあります。わが国の毎年の自殺者は3万人を超え、孤独死も3万人を超えていますが、祭りは「有縁社会」をつなぐ役割を持つはずです。よさこいソーランチームの「縁」ではありませんが、日高路の祭りにも「縁」の広がりを期待したいと思います。

2016年7月4日月曜日

向陽園の運動会にて


 浦河町の障がい者施設向陽園の運動会が行われました。今年は、前夜から降った雨のために体育館での開催となり、競技種目や内容にも少し変更がありましたが、参加者はみな元気にひと時を楽しみました。
 他地域に比し自然環境の豊かさで引けをとらない浦河ですが、地震でたびたび地名が報道されます。防災の先進地と障がい者にやさしいまちづくりが一体になった「住みよいまち」をアピールできれば、空港への利便性などから、移住に関心のある人にも大いに目を向けられると考えます。
 東日本大震災では警報の不達、誘導の不備もありました。「迷惑をかけるから、避難所には行けない」という、健常者には届きにくい声も寄せられました。最近言われる「CCRC」、継続的な(Continuing )ケア付きの( Care )高齢者たちの(Retirement )共同体(Community)。健康なうちは生活を楽しみ、老後は十分なケアが受けられるコミュニティーのことですが、それらも合わせた視点で「災害弱者にやさしいまちづくり」を進めていきたいものです。