2010年2月18日木曜日

道外調査から思う

 2月16日から議会の食と観光特別委員会の道外調査として、三泊四日で九州鹿児島、熊本、長崎を周っています。今日は三日目、朝一番8時30分に日本の名城熊本城を視察しました。400年以上の歴史を持つこの城は、加藤清正、宮本武蔵、西郷隆盛など歴史上の人物と関わりが深く、存在自体が観光資源として十分な価値を持っています。昨日は桜島を視察しましたが、ここも「我が胸の 燃ゆる思ひにくらぶれば 煙はうすし 桜島山」の有名な句が、明治維新に連なるイメージに増幅され、景観を引き立たせる観光資源になって存在しています。 我がふるさと北海道、とりわけ日高圏域を観光から考える時、どこにも負けないものは何か。やはり馬産地を中心に据え、食や自然景観を連携させた複合観光の視点が欠かせないのではないか、それを千歳空港という交通拠点としっかり結びつけることが重要ではないのかという気がします。十年間くらい、静かだった火山活動も昨年あたりから活発化してきたという桜島の噴煙を見ながら、そんな思いの中にいます。