2008年12月31日水曜日

年の市

 今年もあと数時間で終わろうとしています。年の市にも人影がほとんど無くなりました。
 この一年、燃油の異常な高騰や金融不安など沢山の問題がありました。そして多くの課題を残しながら過ぎようとしています。百年に一度の激動期だからこそ、政治の責任が問われています。2009年が、少しでも明るい年となりますように、微力ではありますが、持てる全力を、明日の北海道づくりに尽くして参ります。
 この一年間のご支援、ご声援に対し、心より感謝申し上げますとともに、来る年が皆様のご多幸、ご健康につながることを、御祈念申し上げております。

 ありがとうございました。

2008年12月16日火曜日

ハクチョウ帰郷

 今年も、沢山のハクチョウが日高管内の川に“帰って”きました。注意して見ていますと、特に様似川のハクチョウが、いつもの年より多いような気がします。日高管内のハクチョウの越冬地は、太平洋側の、新冠川、静内川、三石川、元浦川、日高幌別川、様似川、えりも西海岸に限られるそうで、最も生息数が多いのは静内川ということです。静内川は結氷しないので、餌が豊富ということでしょうか。
 住まい近くの河辺に、「コー、コー」と鳴く白鳥の声がどんよりした冬の空に響くと、何となく哀愁を感じさせるものがありますが、同じ声でも青空の下で聞くと、冬を乗り越えるハクチョウの決意のようにも聞こえてくるから不思議です。

2008年12月13日土曜日

日本ジオパーク

 様似町のアポイ岳の高山植物群落はタンチョウ、マリモ、昭和新山、大雪山、野幌原始林と共に、北海道の特別天然記念物の一つに数えられています。そのアポイ岳にもう一つ宝が増えました。
12月8日、貴重な地質遺産の保護や活用を目的とする日本ジオパークに登録が決定したのです。暗い話題の多い昨今ですが、何とも夢がふくらむ、明るい話題を提供してくれました。他にはないアポイ固有の資源を守りながら、どのような「まちづくり」につなげるのか、今後、地元の力が問われていくとも言えるでしょう。私もその取り組みを見守り、大いに宣伝したいと思っています。

2008年12月8日月曜日

チャリティーやわらぎ会

 今年も残すところ、三週間となりました。
 米国に端を発した金融不安が、雇用をはじめ私達の日々の暮らしにまで影響を及ぼしています。そんな中、「チャリティーやわらぎ会」が開催されました。もっと大変な思いをしている人たちの応援が出来たら良いなという気持ちで始めたこの会も、20年の節目の今回を機に休止することになりました。最後とあって会場は満員、大いに盛り上がりましたが、日々の憂さを酒でも飲んで晴らそうと、笑い飛ばす人たちの横顔にも、何かしら一抹の寂しさが見えた気がしました。

2008年11月30日日曜日

染退太鼓

 新ひだか町の染退太鼓(シベチャリタイコ)20周年記念祝賀会が開催されました。

 「シベチャリ」は静内川の旧称で、「鮭が卵を置くところ」の意味があるそうですが、今も秋になると沢山の鮭が遡上してきます。グループでは、自然と共に生きる全ての命を題材に、聞く人の心に届く鼓動をと、創作・演奏活動を続けています。また「静内和太鼓フェスティバル」を企画・実行するなど、町のPR活動にも一役かっています。
 久しぶりに、太鼓の醍醐味を堪能させていただきましたが、一口に20年と言っても継続するにはそれなりのご苦労もあったはずです。これからも大いに活躍していただき、素晴らしい演奏をぜひ次の世代につないでいただきたいと思いました。

2008年11月20日木曜日

ホッカイドウ競馬閉幕

 4月29日に開幕したホッカイドウ競馬も、今日11月20日の門別で、16回82日間の開催日程の全てを終えました。今日はあいにくの天気にもかかわらず、地元をはじめ札幌方面からも多くのファンが集まり、楽しんでくれました。10月16日には、旭川競馬場での開催が廃止されました。来年からは、いよいよ、新しい組織で、正念場を迎えることになります。何としてもホッカイドウ競馬の存続に向けて、みなさん、頑張ろう!!

2008年11月14日金曜日

決算特別委員会終了

 10月7日から始まった決算特別委員会が終了しました。この委員会は、予算がどのように執行されたかを審議する大事な委員会ですが、財政難に悩む今の北海道には、なんとか知恵を出し合って、元気な北海道にするための、夢のある、大胆な政策こそが必要でしょう!

 そんな思いがあるせいか、議会の窓から見える、赤レンガ前の小公園の色鮮やかな紅葉さえ、厳しい冬を予言しているような気がしてくるのです。

2008年11月9日日曜日

新ひだか町 川合小学校の閉校

 来年四月統合される、新ひだか町立川合小学校の閉校式に出席してきました。明治35年の開校といいますから、約106年間の長い歴史の幕を閉じることになります。時代の流れとはいえ、参加した卒業生や関係者、地域の方々には寂しさも一入(ひとしお)のものがあったことでしょう。
 最近は、学校だけではなく、集落そのものの存続さえ危うくなっております。時代の激変期のいま、政治に関わる一人として、地域がいかにあるべきか、しみじみと考えさせられています。

2008年11月3日月曜日

秋の叙勲

 11月3日文化の日、国では秋の叙勲、またそれぞれの市町村でも功労者の表彰式がありました。様似町、浦河町、新ひだか町、それぞれからご案内を頂きましたが、同じ時間帯でしたので、今年は様似町に出席をさせて頂きました。
 それぞれの受章された皆様に敬意と感謝を申し上げます。おめでとうございます。

2008年10月26日日曜日

シシャモ

 日高町富川の沙流川の公園で毎年恒例のししゃも祭が開催され、多くの人々で賑わいました。今年は水揚げが振るわぬため値段も少し高いようです。
 ところで、シシャモの雄と雌、どちらが美味しいかは人それぞれですね。一般には、あの、はち切れるほど腹をふくらませ、抱卵したメスを好む人が多いようですが、地元の人ではオスに軍配を上げる人も結構多いようです。そしてオスを好む人はどうもお酒好きに多いのではないかとも思うのですが、いかがでしょうか?
 このシシャモ議論で酒が進むほど、安定した漁獲量が続いてほしいものです。

向陽園の学園祭

 浦河町内にある、障害者施設、向陽園の学園祭が開催され参加してきました。向陽園は知的障がいのある人たちが、日常生活での自立と社会参加訓練を目的とした施設です。バザーや園生が育てた野菜、木工製品などの展示即売があり、ボランティアや家族、地域の方々、多くの参加で賑わっていました。学園では、他にも馬という地域特性を生かし、不用になった蹄鉄を譲り受けて磨き上げ商品化しています。一町民の提案が商品化につながったものですが、このような住民の方々の地域への関わりが広がることが、これからのまちづくりの大切な基盤となっていくことでしょう。

2008年10月19日日曜日

学芸会

 日高管内の小学校では今が学芸会シーズン。今日は私の母校の学芸会を見に行ってきました、なかなか素晴らしいステージでした。先生方の舞台袖の動きの中に、これまでのご苦労が偲ばれました。本当にお疲れ様でした。

 学芸会や運動会などの特別活動は、勉強とは別に、生徒の個性や能力を見つけ出し、伸ばしたりするための大切な教育活動です。
 授業ではなかなかほめてもらえない子どもも、特別活動の中で思わぬ能力を出すものであり、自信をつけさせる役割があります。
 勉強が不得手な子にも良いところを見出し、子どもをほめ、少しでも自信がつくようにさせる、教師にとってもその力量が問われる大切な仕事なのだと思っています。

2008年10月17日金曜日

日高管内商工振興研修会

日高管内商工振興研修会が札幌ガーデンパレスで開催されました、参加者約100名、中小企業基盤整備機構北海道支部の千葉恒雄氏による、農商工等連携に向けての取組みについての、実例をあげながらの講演でした。参加された皆さんは熱心に耳を傾けていました。
 連携とは、連絡を取り合い、協力し物事を行うことをいいますが、結びつけば新しい事業展開が可能なその事業が先に分からないからこそ、連携相手を見つけるのが難しいというジレンマがあります。その役割を担うのに力を発揮するのが、いわゆる「ヨソモノ」、転勤族の意見を聞いてみることも大切なるゆえんです。

2008年10月15日水曜日

北の幸フエステバル

第3回定例議会が終わって、引き続き決算委員会が始まり、議会に来ています。赤レンガ前広場では北の幸フエステバルが開催されており、日高支庁管内からは、我らが誇る地元の宝、「銀聖」、「マツカワ」、「シシャモ」、「ツブ」などが出品されました。それぞれの組合からはピーアール要員が派遣され、秋晴れの青空の下、さわやかな声をあげて、元気いっぱい頑張っていました。

2008年10月9日木曜日

シシャモ漁と流木ゴミ

 10月1日よりシィシャモ漁が始まった日高沿岸。まずまずの水揚げですが、厚賀漁港には写真のような流木が積まれています。 実は、これ、シィシャモ漁の網にかかり、引き上げられたもの。平成15年の大雨災害で、氾濫した厚別川から運ばれた木が河口に埋もれていたものではないかと言われています。
 ところで、その処理は一体誰がするべきなのか。本来は、流木の所有者でしょうが、所有者は特定できず、沿道のゴミと同じように考えるならボランティア作業ともいえるし、網に引っかけなかったらゴミにならなかったとも言えるし、生活者への影響を未然に防ぐという意味からは自治体が関わってもおかしくないし、これという解決策のないこの種の問題には、いつも悩ませられますね。

2008年10月6日月曜日

優駿浪漫街道サイクリング大会

 優駿浪漫街道サイクリング大会が日高建設協会プログレスの主催で開催され、午前8時、日高門別競馬場をスタートし、浦河町アエルを目指しました。
 途中、三石の道の駅、蔵三からのスタート組などもあって200人以上の参加となりました。また元オリンピック選手で衆議院議員の橋本聖子先生も参加して大会を盛り上げてくれました。写真はアエルでの閉会式の模様です。

コガネムシが大発生

 えりも町の歌別地区などの採草地では、コガネムシが大発生しています。コガネムシの幼虫は草の根を食べて草を枯らし、またその幼虫をカラスや熊が狙って草地を掘り返す悪循環で、被害総面積は、約1千ヘクタールになると予想されるとか。世界には2万種以上が分布し、日本では300種ほどがいますが、実際に農業害虫となる種はそれほど多くないそうです。カブトムシも、コガネムシの仲間だそうですがこういう悪さはしません。しかし、採草地ゆえ今回の被害は気になるところです。

2008年10月4日土曜日

ワークショップ 陽だまり

 NPO法人木の実福祉会は、「障害者が自立した生活を営んでいくために必要な職業的訓練及び事業を行い、障害をもつ人々が地域で生活していけるよう支援し福祉の増進に寄与すること」を目的として平成16年9月に設立されました。
 このたび、新ひだか町吉野町にワークショプ陽だまりをオープンさせました。沿道を通る人たちに、室内からの笑い声が聞こえてきそうな、雰囲気の明るい外観もすてきです。

2008年9月28日日曜日

ペテカリ園の園祭

 新ひだか町静内の北海道平取養護学校静内ペテカリ園分校の園祭が開催され、参加してきました。会場には、ご家族の皆様や地域方々が多ぜい参加されていて嬉しく思いました。ペテカリ園では地域特性を生かした乗馬学習や、町内高校生との交流学習も実施されており、若者や健常者との交流等の成果が、園生の明るい未来につながることを祈念して止みません。

敬老会

 浦河町堺町地区敬老会が開催され出席してきました。私の地元なので、昔から顔なじみの方々が多く、気兼ねなくお話しをさせていただきました。
 敬老の日は昭和22年に兵庫県の一村で農閑期の9月15日を「としよりの日」として始まったもの。後に全国に広がり、昭和39年には「老人の日」と改称され、昭和41年に国民の祝日「敬老の日」となりました。日本以外の諸外国にはない祝日だそうです。少子化の中で熟年層は増えますが、いつまでも、お元気で、活躍していただきたいものです。

第20回柏陽館まつり

秋晴れのさわやかな日曜日、秋の収穫祭が開催されています。浦河町上野深では第20回の柏陽館まつりが催され、会場では、浦河産の新米や餅米に浦河産イチゴを包んだ「いちご大福」が試食用として出され、アンケートも行っていました。
 最近、「フードマイレージ」という言葉が聞かれますが、食料(フード)が運ばれる距離のこと。よそから持ってくると、それだけ燃料も使うので環境にも良くないということもあって、地場でとれる食料は、地場のものを食べようという運動に広がっています。

静内高等学校創立70周年記念式典

 新ひだか町、静内高等学校創立70周年記念式典と祝賀会が開催され、出席をしてきました。
 静内高等学校は北海道庁立静内農業学校として昭和16年に設立認可され、戦前から戦後にかけ、農業、畜産、工業、林業、家庭、商業など、その時々に合わせて科の増設廃止してきましたが、今度単一高として出発することになりました。
 地方が世界と直結する情報化時代の新たな幕開けとして、多くの若者がここで視野を広め、雄々しく巣立っていってほしいと切望しています。

2008年9月26日金曜日

みのりの秋

 秋分の日の23日を区切りに、日高路もすっかり秋となりました。6、7月の天気が安定せず、雨や気温に一喜一憂していましたが、米もまずまずの出来。今は収穫の最盛期で、あとは価格が気になるところです。
 今年は特に、原油高による燃料の高騰、肥料等諸材料費などの値上げが生産農家を苦しめました。
 中国製冷凍餃子事件や汚染米の不正転売等、「食」のトラブルが後を絶ちませんが、逆に、今こそ北海道の安心・安全の食材提供チャンスととらえ、生産者の方々と一緒に食糧問題を真摯に捉えていきたいと思います。

2008年9月23日火曜日

第62回シャクシャイン法要祭

 第62回シャクシャイン法要祭が静内真歌公園で開催されました。 シャクシャインは、シベチャリ(現在の新ひだか町)を拠点にした新ひだか町以南、以東の集団“メナシクル”の首長でした。
 新冠町から白老町方面にかけての集団“シュムクル”と、静内川流域の権益を巡り争っていましたが、メナシクルへの報復のため、松前藩に武器の援助を申し出たシュムクルの使者の急病死が、松前藩に毒殺されたという話となって広がったことが、皮肉にも対立アイヌを一つにまとめるものとなりました。
 シャクシャインの戦いは、今から339年前の1669年(寛文9年)6月、シャクシャインらの呼びかけにより、イシカリを除くシラヌカから西は天塩のマシケにおいて一斉に蜂起した事件を言います。和軍をクンヌイ(長万別国縫)まで攻め寄せるも、幕府の援軍に阻まれシベチャリのチャシに後退します。息子の説得で応じた和睦の酒席で、潜んでいた武士たちによりシャクシャインは殺害されます。時1669年10月23日。指導者を失った蜂起は次々に松前藩に鎮圧されますが、非道な圧迫や過酷な搾取に立ち上がった、アイヌ民族の英雄であることは間違いないでしょう。写真は、シャクシャイン記念館内でのアペカムイノミ、像前でのカムイノツ、私はカムイノミに参列しました。

2008年9月17日水曜日

愛食フェア

 第三回北海道道議会が開会されていますので、私も札幌に居る時間が多くなります。
 今日は赤レンガ前広場で、北のめぐみ愛食フェアが開催されています。道産食品をもっと愛用しよう!消費者の方々と生産者の方々の、顔が見え、話しができる関係を築き、安心、安全な北海道の食品を、どんどん食べて応援しよう!と、企画されたものです。
 生産者が、産地や食材の情報を提供しながら、消費者の方々と対面販売により直接交流する、この週末型産直市は、昨年、全道16会場で延べ53回・89日間開催され、30万人の方に来場いただいたとのこと。今日の会場でも、北海道を訪れた観光客や札幌市民と生産者の方々との会話が弾んでいました。

2008年9月15日月曜日

秋祭り真っ盛り

 よく晴れた青空が、後押ししてくれて、この週末は日高路の秋祭が各地で開催されました。新ひだか町春立や東静内、東別、浦河神社に井寒台、東栄や日高幌別など。
 全部顔を出したかったのですが、残念ながら、このうち、三ヶ所だけの出席となりました。皆さん温かく迎えてくれて、お祭りを楽しみました。
 今年の9月14日は旧暦の8月15日に当たるそうで、中秋の名月です。慌ただしい日々ですが、晴れた夜空の名月を通じて、ゆったりと時間が流れたであろう、昔日の人々の思いを感じたいものです。

2008年9月12日金曜日

朝鮮民主主義人民共和国創建60周年祝賀会

 朝鮮民主主義人民共和国創建60周年祝賀会に招待をいただき出席してきました。会場はホテルニューオータニ。在日本北海道本部常任委員会委員長のパク・チョンミン氏から、ピョンヤン宣言にそった挨拶がありましたが、一昨日からニュースになっている金正日総書記の病状等については触れられませんでした。

2008年9月11日木曜日

地震と津波

 11日午前9時過ぎ、日高・十勝支庁管内に地震がありました、津波警報が出たため浜には緊張感が走りました。浦河では20cmの津波を観測したようですが、幸い被害はありませんでした。新冠町、新ひだか町で震度5弱の揺れ。震源地は十勝沖でマグニチュード7.0というからかなり大きいものです。万一の津波を想定したとき、まちはどうあるべきか、ハード、ソフト面とも真剣に検討する定期会議が必要だと思っています。

2008年9月7日日曜日

秋祭

 九月に入り、沿道のナナカマドも色づき出す頃、日高路では秋祭が始まり、トップを切って、日高町厚賀や富浜などで開催されました。

 古代は、祭(祀)を司る者と政治を司る者が一致していたと言います。まつりの熱気を私も楽しんで来ましたが、祭は単なる楽しみのイベントではなく、神霊を通じた豊穣への感謝と祈りが、その根底に息づいているのだと思っています。

共同選果場

 久しぶりの秋晴れ。平取町を訪ね、トマトの共同選果場を訪問させていただきました。約150 名のパートの皆さんが元気に働いています。就労機会の少ない管内で75才迄雇用していただけるとは嬉しいことです。やはり農業や漁業が元気でなければ働く場所も増えないのだと、あらためて感じた次第です。

2008年8月31日日曜日

新ひだか町ふくしトピア

 第三回新ひだか町ふくしトピアが公民館で開催されました。この催しは、旧静内町が昭和58年に北海道社会福祉協議会の補助事業である「ふれあい広場しずない」として、ノーマライゼーション理念を基盤として開催したのが始まりです。
 地域の福祉に対する理解を深め、健常者と社会的弱者が助け合いながら、同じマチで生きていることを実感する機会として、誰でも参加出来る楽しいイベントをと、町内外の協力者によって実行委員会を構成し開催されています。

2008年8月29日金曜日

窮状を訴えるハガキ

 最近、毎日のように私のもとにハガキが寄せられています。ガソリンや灯油等の燃料、食料品の値上がりが生活を直撃している現状を訴えるものです。収入はさっぱり上がらず、生活は月ごとに苦しくなつて、このまま冬を迎えることができるのかといった不安を訴える内容が多く、特に年金暮らしの人々には、それこそ死活問題です。何としてでも早急な対策が必要であるとの、みなさんの悲鳴は、私にもひしひしと伝わっています。

2008年8月27日水曜日

沿道のハマナス

 今、日高路を走ると、真っ赤な実のついたハマナスを目にすることができます。商工会女性部の皆さんの努力が実ってきた様で、ホット一息ついています。

 海岸浸食などで減ってきたハマナスを復活させようと、国道235号線沿いには日高の商工会女性部がハマナスマイルinひだか事業を展開してきました。
 道内各地でハマナスをみることはできますが、白花がこれほど多いのは、日高路の特徴かも知れません。
 トゲに引っかかるレジ袋やポイ捨て空き缶のため、沿道の景観維持は大変ですが、ハマナスの花が増えるほどに、運転モラルも向上していってほしいものですネ。

2008年8月25日月曜日

サラブレットサマーセール

 8月20日から22日迄の三日間開催された、サラブレット一歳馬のサマーセールが終了しました。約1200頭の上場がありましたが、売れたのはそのうちの約30%。売却頭数は、まずまずでありますが『売上額』が悪く、中には原価を割る価格もあり、ますます厳しい軽種馬産業界を見せられた思いでした。

 

2008年8月23日土曜日

戦没者追悼式

 19日は浦河町で、20日は新冠町での戦没者追悼式に出席し、改めて、先の大戦での戦没者のご冥福をお祈りするとともに、恒久平和の誓いを新たにしてきました。

 8月15日に開かれた政府主催の全国戦没者追悼式で、福田首相は「悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、過ぎし日の史実を未来に正しく引き継いでいく」と述べました。すでに戦争を知らない世代が圧倒的に多くなりましたが、戦火を交えずに来た63年間の重みを永続させる努力は、次世代に向けたわれわれの責務だと思います。

2008年8月19日火曜日

海岸漂着ゴミ

 様似町公民館で開かれている北海道大標着物展を見てきました。今月の31日まで開かれる、この特別展では、海辺の工作教室や環境に関する講演会も開かれます。

 美しい景観も台無しにする海岸ゴミの処理責任がどこにあるのかは、昔から議論になっています。 海岸管理者は、台風などの災害時に、管理施設について影響があるゴミ処理をすることはあっても、多くは地元自治体や、ボランティア活動によっています。風化しないプラスチックゴミが多くなり、定期的な清掃活動が欠かせませんが、最近は、外国ゴミも目立ち、費用の捻出に地元自治体を悩ませています。どんなゴミが流れ着いているのか、みなさんにも関心を持っていただく良い機会と思いました。

2008年8月17日日曜日

第46回うらかわ港まつり

 浦河の夏の風物詩、第46回うらかわ港まつりが15.16日と開催されました。16日は海難慰霊と、漁族供養が起こなわれ、海上には灯籠が流されました。
 まつり会場では、町民盆踊り大会、歌謡ショーなどが行われ、最後の花火大会でまつりは締めくくられます。
 7月から始まった今年の日高支庁管内の夏祭、ふるさと祭は今日のうらかわ港まつりで終わり告げ、日高路もいよいよ秋に向かっていくのです。

2008年8月15日金曜日

第35回えりも灯台まつり

 第35回えりも灯台まつりが開催され、会場の前浜では、えりも以西海域マツカワ稚魚放流式が行われました。
今年の放流予定は日高支庁管内で約47万尾です。今日は5千尾が、町長さんや、沢山の町民の皆さんによって港の船揚場から放流されました。

 表皮が松の肌に似ていることからマツカワと名づけられ、ブランド名は王蝶。味はひらめに劣らないといわれるカレイの最高級魚です。体長35cm以下は禁漁だそうですが、大きく育った王蝶が日高沿岸の安定した漁獲資源として成長していってほしいものです。

2008年8月13日水曜日

秋鮭漁始まる

 いよいよ 秋鮭小定置漁が始まり、まずまずの水揚げがある様です。

 水揚げのピークは来月以降ですが、一番に漁の始まるのが日高や釧路沿岸だそうです。最近、店頭では、色鮮やかな養殖鮭が目につきますが、天然鮭の代表「秋鮭(しろさけ)」と比べると約1.5倍もの脂肪があるとか。天然の鮭は、高たんぱく・低脂肪、栄養のバランスがとてもよく、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させるEPA・DHAやビタミンもたっぷり含まれているそうです。

2008年8月8日金曜日

夏イカ漁

浦河沖でも夏イカが獲れだしました。今年は、燃油高騰の影響で心配していましたが、なかなかの水揚げで荷揚場も活気が出てきました。
 浦河は漁場が近く、また、ここ何年か前から集魚灯による漁法から、魚探で水揚げする日中の漁法に代わっており、集魚灯にかかる分の燃油消費がありません。外来船も集まってきています。
 魚体はまだ小振りで、浜値で一箱約30匹入り約1500~1800円ぐらいですが、燃料をカバーするだけの水揚げにはなってほしいと願わずにいられません。

2008年8月7日木曜日

札幌大通りのビアガーデン

 夏、真っ盛り、札幌大通りはビールを片手に勤め帰りのグループが盛り上がり、短い夏を楽しんでいました。大通りのビアガーデンは、昭和34年に始まったと言いますから既に50年、すっかり市民に定着しています。

 暑い日には飲まずにいられないこのビールも、飲み出すとますます暑くなり、こんなことなら、飲まない方が涼しかったのではないかと思えるほどですが、賑やかな声の中にいると、北海道の元気を感じ、また明日からの仕事へのファイトが湧くのでした。

2008年8月3日日曜日

池ではありません

池ではありません。昨日からの雨で水没した牧場です。

8月2日午後から3日昼までに、日高管内、特に三石地区、浦河町に降った雨は、120mm~150mmにも達し、周囲の地盤よりも低い牧場では、すっかり水浸しになってしまいました。水が引くには暫し時間がかかるでしょうが、馬たちが元気に走り回る姿を早く見たいと思います。

真つぶの『しゃぶしゃぶ』

8月1日~8月31日、日高の特産真つぶを使ったイベント、日高の真つぶフェスタが始まりました。
今日の昼ご飯は様似のアポイ山荘のレストランで真つぶの、しゃぶしゃぶを賞味してみました。これが実に美味い!のです。

しゃぶしゃぶは元々夏場に焼肉が売れないために大阪のスエヒロが考え出した料理だそうですが、豊富な日高の海鮮食材にもぴったり合います。タコのしゃぶしゃぶは有名ですが、この真つぶのしゃぶしゃぶも、北海道の食文化として定着していってほしいと思います。

2008年7月31日木曜日

道議会水産林務委員会道内調査

 29日30日31日と、道議会水産林務委員会の道内調査で渡島、胆振、日高を訪問しました。
 最終日の今日は、えりものマツカワ栽培センターから富浜漁港までを視察し、各地からの要請を承りました。写真は富浜漁港で室蘭土現から説明を受けているところ。

2008年7月28日月曜日

牧草収穫も天気次第


 天気に左右されるのは、昆布ばかりではありません。6月、7月は日高の牧場にとつても大切な時期です。乾燥牧草を収穫する作業にとっても天気は命。その天気が三日と続かず、二番牧草が成長してきたのに、刈り取ることもできず根腐されをおこす牧草地も出ています。「せめて、寝藁に」と、思いますが、それにつけても「天気が一週間続いて!」。
雲の広がり具合に一喜一憂しては天空を見上げて祈るばかりです。

2008年7月27日日曜日

日高沿岸コンブ漁

 日高沿岸の採りコンブ漁が解禁になって、既に、二週間が過ぎたのに一日も採れる日がなく、浜からは、悲鳴があがつていました。
 今朝は少し曇り空でありましたが、だんだん良い天気になり、待ちに待った漁が始まりました。元気な声が浜に広がり、干場は黒ぐろとしたコンブのジュウタンでみるみるうちに一杯になります。
 日高のコンブは乾燥機を使わない天日乾燥。家族総出の作業で、その日の夕方には取り込まれます。乾燥されたコンブは、切り揃え、小屋で寝かされた後、色、艶、重量、幅ごとに選別されます。長さ105cm、20kgで束ねた長切昆布はもちろん、切断された根側や先端側も出荷されます。また、時化(しけ)で海岸に寄せられた「拾いこんぶ」も大切に扱われます。日高では大切な地場の宝、「昆布」。その出荷の要(かなめ)である「長切昆布」は、天気と時間との勝負でもあります。それだけに、この天気が続いてくれると良いのですが...。

シンザンフェスティバル

 第23回シンザンフェスティバルが開催されました。天気にも恵まれ、JRA日高育成牧場施設内特設会場には町内外から集まった多くの人たちで盛り上がりました。
 フェスティバルの目玉商品でもある馬上結婚式は、全国にカップルを募集し、競走馬の産地浦河で、思い出に残る結婚式を挙げていただこうという趣向。フェスティバル当初から続いている人気イベントですが、往復の交通費と浦河での宿泊費、衣装代も実行委員会が負担するということからも実行委員会の意気込みが伝わってきます。
27日は第42回浦河競馬祭が開催されます。 ますますの盛会を!!

2008年7月23日水曜日

北海道戦没者追悼式

 北海道戦没者追悼式が札幌市豊平にある道立総合体育センターで開催されました。戦後も既に63年を経て、戦争を知らない世代の人口が知る世代の人口を圧倒的に上回っています。私も戦争を知らない世代の一人ではありますが、全道各地の遺族代表の皆さんと共に、献花を捧げ、恒久の平和を誓ってきました。

2008年7月21日月曜日

アイヌプリによる結婚式

 八重樫志仁(ユキヒト)君、平野由美さんの結婚式と祝う会がアイヌプリ(アイヌ式)によって行われました。アイヌ式の結婚式は浦河地方では70~80年ぶりとのことであり、世話人の皆さんには、文献の調査等を含め、大変なご苦労があったようです。
 写真は、「飯食い」の儀礼。三々九度の盃と同じような意味をもち、これからの生活をともに歩んでいくということの確認となります。花嫁が炊いたご飯を一杯のお椀によそい、それを新郎新婦で半分ずつ分け合って食べ夫婦の契りとなすものです。お幸せに。

2008年7月20日日曜日

日高路も夏祭

 暑さ短い日高路も夏まつりの時期になりました、町内会主催のビールパーティがあったり、御輿が町内を練り歩いたり、昨今の暗いニュースを吹き飛ばすかのようでした。今日は新ひだか町柏団地のビアパーティ、新冠町のふるさと祭に参加し、多くの方と、“ざっくばらん”に交流を深め、多いに楽しませていただきました。

日高路に 笑顔や続け 夏まつり