2012年3月31日土曜日

ガソリンスタンドで

 ガソリン価格が上がり、161円で販売されるところも現れ、スタンドも消費者も悲鳴を上げています。背景にはウラン濃縮を巡るイラン情勢の緊迫化があり、世界中で、今後更に値上がりの傾向が続くと見られています。原油価格の不安が経済に与える影響は、単に燃料にとどまらず、製造原価に跳ね返ることを考えると、尋常なことではないでしょう。原発を含めたエネルギーの問題をどうするか、景気の落ち込みの中、消費税増税がさらなる景気落ち込みの誘因とならないか、全て我々国民生活に返ってくる問題です。政治の判断を間違えると大変なこととなります。主権在民、今ほど、国民一人一人に我がこととして判断を問われている時代はない、といえるでしょう。