2017年5月24日水曜日

田植えの季節

 桜の見頃も終わり、最近の好天にも恵まれて、日高管内の水田でも代かきや田植えが始まりました。米どころの本州米にも負けない旨い米が道内でも生産できるようになっています。昨年度は日高管内平取町産のゆめぴりかが、全道7地区の最高金賞に輝きました。今年も天気に恵まれ豊作であることを祈念しています。
 いっぽう、国内全体ではコメの需要が減り続け、一人当たりの消費量は年間54キログラムと1962年の半分を切るまでになっています。そんな中でも、小袋詰めのコメの売り上げが増え、電子レンジですぐに食べられるパックご飯の売り上げも好調なようです。日本酒や和食ブームで海外では人気が上がる日本のコメ。工夫と知恵で日本農業を守っていかねばなりません。


第8回様似ウニ祭り

第8回様似ウニ祭りがエンルム海岸の特別会場で開催されました。会場には旬の春ウニに誘われて札幌や十勝.苫小牧など全道各地から約4千人の方々が訪れ用意された炭コンロで焼きウニや白貝やホッキ等に舌鼓をうち、グループや家族連れで賑わいました。
 道南の漁協では漁港の空きスペースに天然ウニを移したり、エサの少ない深い海底からウニを移したりして育てる取り組みも見られるようになっています。当地日高は、コメも美味しいことを考えれば、農協、漁協の協働イベント・共助イベントへと思いは膨らんできます。若い世代のアイデアを生かし、新しい時代にふさわしい地域振興へとつながっていってほしいものです。