2012年4月30日月曜日

えりも うに祭り

 28日 第2回 えりもうに祭りが開催されました。日高管内はもとより、札幌、帯広等々から約3000人、えりも産の殼付きバフンウニ(10個入一袋千円)を堪能しました。また会場では、紅ズワイカニの釜ゆでや地元の水産加工品等を求めて行列をつくりました。
 利尻島では観光客の「うにむき体験」が1個500円でも好評だと聞いたことがあります。格安の春ウニに人の集まるのも無理はありません。
 冬開けの海を伝えるように、えりもから一気に春が北海道に上陸したように感じます。


2012年4月28日土曜日

TPP参加は北海道をだめにする

 拙速なTPP参加表明に反対する道民集会とTPP交渉参加断固阻止北海道総決起大会が、27日の午前と午後に相次いで開催されました。1500人規模の大集会となり、各業界の代表者から反対の意見があがりました。外交機密を理由に、交渉参加に有利な情報しか開示せず極めて不適切な政府対応への批判や、賃金水準が低下し非正規化が進む等の声に、会場は聞き入っていました。
 農業ばかりか、医療や労働、保険など、幅広い分野へルール統一をめざすTPP。公平、公正な国民的議論の場がないまま、さらなる市場原理主義を推し進めることは許されません。未来の北海道にスローライフという価値観は貴重です。北海道を支える一次産業は先端技術のようには競争できないのです。

2012年4月27日金曜日

ホッカイドウ競馬開催

 25日、 門別競馬場でホッカイドウ競馬が開幕しました。今年は11月15日迄の80日間開催されます。初日は待ち望んだファン約1100人が来場。売上額約1億五千万円は、まずまずの滑り出しといえるでしょう。
 昨年は道外競馬の手数料収入が計画を下回り、約二億円の赤字となってしまいましたが、今年は屋内坂路も整備され、強い馬づくりの環境も整いました。さらに、おもしろい、よりファンの楽しめる競馬づくりに向けて、みなで一緒に頑張っていきましょう。


2012年4月11日水曜日

春の交通安全運動

 春の日差しの下、交通事故の根絶を願い日高管内各町の沿道に人の波ができました。春の全国交通安全運動期間町民交通安全の日の街頭啓発で、道行くドライバーに安全運転を呼びかけていました。
 春の交通安全運動は、新入学児童に交通ルールやマナーを習得させたり、交通事故死の約半数を占める高齢者に対処するため、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本として、かけがえのない命を社会全体で守ろうとするものです。
 交通事故の死傷者は全国で年間85万人を超えており、国民約150人に一人が何らかの交通事故に巻き込まれている計算です。私も仕事柄車をよく使いますので、みなさんとともに、交通安全の誓いを新たに心に刻みました。

2012年4月10日火曜日

アイヌ協会新冠支部総会開催

 アイヌ協会新冠支部の総会が開催されました。総会では23年の事業報告や決算報告、24年計画 や予算案等の審議が行われ、また25年から公益法人に移行することから、これに伴う組織や運営などの説明会の開催等について話されました。
 日高地区は北海道でもアイヌ民族の人口が多く、胆振地区と合わせると全道の半分以上を占めるといわれます。地域振興の視点にアイヌ文化を入れることがアイヌ文化への理解、伝承・伝統の保存と継承などにつながります。日高はそのリードオフマンとしての役割を担うのだと、各種施策立案に際しては、行政もアイヌ文化振興の視点を忘れないでほしいと思います。

2012年4月9日月曜日

ピカピカの一年生に思う

 4月に入り、各地で入学式が行われています。可愛いピカピカの一年生を見ると顔も自然にほころぶのをおぼえますが、進行する少子高齢化は深刻な問題です。
 第一次団塊世代は60歳を超え、女性団塊ジュニアも出産適齢年齢を超えようとしています。一人の女性が生涯に産む子どもの数が1.3人を切っている今日、子どもはまさに国の宝です。子どもを産みやすい環境をどう作るか、国の行く末にとっても待ったなしとなっています。 出産適齢期の若い人たちの声を聞く機会を増やし、地域みなで手助けする時代ともいえるでしょう。今後は元気な団塊世代にも大いに関わってもらいたい部門ですね。