2010年6月30日水曜日

日高総合開発期成会定期総会

 日高総合開発期成会の平成22年度定期総会が、浦河町ウエリントンホテルで開催され、21年度事業報告、決算報告、22度の事業と予算案などが審議されました。
 特に緊急に対応を要する提案として、
1 農業生産基盤整備事業費の必要な予算枠確保
2 口蹄疫に対する防疫体制の強化とエゾシカ対策
3 子宮頸がん予防ワクチン接種費用の全額国費支援
4 国立日高青少年自然の家の国営継続
5 平取ダムの早期本体着工
 等九項目が審議されました。明治から続いた日高支庁から日高振興局に看板が代わってはじめの総会です。地域の期待に応え、中身の伴った、振興策の実施となることを期待しています。

2010年6月27日日曜日

第41回日高管内身体障害者スポーツ大会

 日高管内身体障害者スポーツ大会が今年は平取町で開催されました。
 この大会は昭和45年に新冠町で始まり、以来、管内各地を持ち回りで開催しており、今年で41回目を迎えました。
 障害を持つ多くの方々が、スポーツを通じて健康維持や体力増進、そして相互の親睦をはかりながら、リハビリの一翼とし、さらには、それらの活動を通じて社会参加を促すものです。今日は真夏日。汗だくになりながら、みなさん、元気に頑張っていました。
 ところで、現在開催中の2010年W杯南アフリカ大会。試合前の心配をよそに、日本チームの活躍はめざましく、ついに決勝リーグに進みましたね。個人技のスターは少なくとも、日本には全体力があります。日本中からの応援に、今日のスポーツ大会の元気も加味して、アフリカの日本チームに届けと、祈ります。

一番草の刈り込み真っ盛り

 天候不順で冷害も心配していた春でしたが、本格的な夏日和りにより、今、日高地方は、一番草の刈り込みの真っ盛りです。
 口蹄疫の心配が治まらないため、家畜の飼料の移動も慎重にならざるを得ませんが、牧草が地物であることは安心です。牧草をつくる土地を持たない農場も本州にはありますから、こういう事態になると、北海道のような自前の生産地を持っていることは財産であると、改めて感じます。万一の事態を考えて、今年の「うらかわ馬フェスタ2010」は中止ということで、誠に残念ですが、関係者の懸命な努力で病原菌の拡大は終息しつつあるようです。
安全宣言が出されるまで、気を抜かずに対応していきましょう。

日高東部消防技能訓練大会

 日高東部消防技能訓練大会が開催され、会場となった浦河消防署訓練場には、えりも、様似、浦河の団員約300人が小隊訓練やポンプ操法等に汗を流していました。
 台風も数十年前のような被害を及ぼさなくなったのは、整備された護岸や法面対策等の施設効果があるからでしょうが、最近は観測史上最大という言い方がしばしば聞かれる異常気象が起こります。かつては50年、100年に一度とか言われた異常気象がしばしば発生しているということでしょう。出番のない方が好ましいマンパワーですが、その万一の事態には、日頃の訓練の成果が問われます。このような大会の存在意義は大きいのです。

2010年6月6日日曜日

親善ソフトボール大会

 第26回北海道アイヌ協会日高支部連合会支部親善ソフトボール大会が様似町観音山スポーツ公園で開催されました。
 参加チ-ムは地元の様似町をはじめ、えりも、浦河、三石、平取の五町。開催目的である「会員相互の親睦と融和」を深めていました。
 古今東西、コミュニケーションの不足から様々な行き違いを生む例は枚挙にいとまありませんが、その点、ソフトボールは老若男女が、すぐに打ち解け合うことのできる最適な親睦行事といえるでしょう。ちなみに優勝は、様似町。地元の利か花を持たされたかは分かりませんが、青空いっぱいに和気藹々の声が広がっていたことだけは確かです。

2010年6月5日土曜日

日高管内老人芸能発表大会

 第38回日高管内老人芸能発表大会が開催されました。発表会に先立ち、永年、会の活動に尽くされた方々に連合会長表彰があり、その後、37組の、踊りや歌謡曲、民謡と、自慢の芸が発表されました。
 毎年この会に参加させていただいて、私の方が、たくさんの元気をもらって帰る思いですが、それは、参加者お一人お一人の人生経験が深いからに違いありません。少子高齢化に伴い、全国あちこちで「限界集落」(65才以上の人口が50%を超えた集落)が頻発し、集落の消滅さえささやかれるようになっています。都会の中でも、商店が閉鎖し日常生活が困難な孤立地区ができているといいます。今後はますます「交流」が大きなキーワードになるでしょうが、ここ日高地区には、都会に乏しくなっている交流がしっかり残っていると思います。不景気を笑い飛ばすような高齢者の元気の源は、次世代に引き継いでいかなければならない宝と言えるのではないでしょうか。