2015年2月18日水曜日

第26回シシリムカアイヌ文化祭

 第26回シシリムカアイヌ文化祭が平取町で開催されました。シシリムカとは、アイヌ語で「沙流川」を意味します。平取アイヌ協会や文化保存会・二風谷アイヌ語教室が主催したものでアイヌ文化の伝承に取り組む人々の発表の場でもあります。会場には約200人の関係者や町民が集まり、ムックリの演奏や小中学生のアイヌ語吹き替えのラジオ体操、民話劇、民族舞踊、工芸品の展示等を楽しみました。
 今月3日にケネディ大使が来道されたおり、高橋知事が「2020東京五輪に向けアイヌ文化を世界に発信したいので、その理解者になってほしい」と協力を求めました。このような地道な活動の継続が功を結んだものとしての協力依頼と考えています。関係者の方々のご苦労とご努力に敬意を表します。

第34回北海道障がい者冬季スポーツ大会in HIDAKA

 第34回北海道障がい者冬季スポーツ大会in HIDAKAが日高国際スキー場特設会場で開催されました。この大会は昭和57年に国際障害者年を記念して小樽で開催以来、毎年道内の各地を持ち回り、日高町では平成10年、20年に次ぐ3回目の開催になります。この日は大回転競技と距離競技が行われ、選手の皆さんのレベルの高さに感動・感激し、又ボランティアの皆さんや大会運営の皆さんのご労苦には、心から敬意を表します。
 昨年のパラリンピックでは二人の道産子選手がメダルを獲得し、大きな感動と勇気を与えてくれました。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け障害者スポーツの気運も高まっています。この大会の意義を、さらに多くの人に知ってもらうとともに、「応援の輪!」を広げてもらいたいものです。

2015年2月2日月曜日

第7回日高昆布フォ-ラムinさまに

 「第7回 日高昆布フォ-ラム in さまに」 が開催されました。会場には地元漁業関係者ら約250人が参集し、講演に聞き入り、漁協女性部による手作り昆布ケ-キやシカ肉とコラボの昆布巻きや昆布茶の試食会を堪能、改めて昆布について学びました。
 主催者からは、「産地に住む私たちが、地域を代表する昆布の安定した生産はもちろん、消費・流通はどうなっているか等、コンブを巡る現状を学び共通認識を持つことで、地域の振興につながるヒントを探りましょう」との開催意義が語られました。
 この日の講師は福井県の大手昆布問屋ヤマトタカハシの北村会長と北大北方生物圏フィ-ルド科学センタ-の四ツ倉准教授、熱い熱気の中、それぞれのお立場で昆布について話されました。
 いずれ、この熱気をそのまま札幌に持ちこんで、日高コンブ札幌フォーラムとするのも面白いのではないか、とふと思いました。