2020年1月28日火曜日

令和2年度『21・ふるさとを考える交流会懇親会』in札幌 を開催致しました!

 124日、札幌にて『21・ふるさとを考える交流懇談会』を、ジャスマックホテルにて開催致しました。

 新しい年が明けて3週間と少し。また、金曜日の夕方という、皆様にとってはお越しになりにくい時期・時間にもかかわらず、札幌及び近郊、そしてふるさとの日高の各町から200名近い方々にお越し頂き、誠に感謝の気持ちでいっぱいです。

 懇親会は、実行委員長の元参議院議員・中尾則幸さんの開会ご挨拶に始まり、世話人代表の前衆議院議員、株式会社北海道通信社長の松木けんこうさん、来賓をご代表し衆議院議員の山岡達丸さん、公営企業管理者の小玉俊宏さんよりご挨拶を賜りました。

 また、スリーネーションズリサーチ株式会社の植草一秀さんより、『消費税大増税後日本経済のゆくえ』と題して、講演をして頂き、会場の皆様ともども、主に経済面から見た日本の将来の在り方についてしっかり勉強させて頂きました。

 その後、札幌市建築業組合理事長の細坂一美さんより乾杯のご発声を賜り、交流懇親会に。道議会での所属会派の結志会や、道議会議員の仲間。日高振興局内7町の町長と、町議会議長。各種各方面の企業・団体の皆様にもお越し頂きました。それぞれお時間の許す限り交流、意見交換して頂くことで、北海道、日高管区の明るい未来の構築につながるべくお役に立てたならば大変嬉しく、有難く思います。

…大寒も過ぎ、ますます寒く冬らしくなるかと思うものの、わがふるさと・日高管区の浦河町は相変わらず雪がほとんど降りません。道路にも雪がないので、とても運転しやすいですし、朝に雪かきをする手間も省けます。と、雪が少ないことがよいこともあれば、悪い影響もあるかと思います。何事も目先の事象だけで考えるべきではありません。

 政治も経済もそうです。これからもどんな事象、どんな問題も多次元・多面的に捉えて、遠近両用の視点を持って道政の諸課題に取り組んで参りたいと思います。

2020年1月20日月曜日

初夢の話 ~令和のふるさと~


 昨年は「JR日高線」の問題が道議会でも問題になりました。管内町長たちも精力的に活動されました。私も議会では道当局と議論させてもらいまいたが、この問題はなかなか根が深く、日高線廃止、バス転換に関するJR当局と各町長との個別協議は越年することになりました。そんなことをあれこれ考えている間についつい夢を見てしまいました。


 夢―それはこんな夢です。えりもで多くの風車が電気を起こしています。その電気がJR日高線の上を走り、苫小牧の変電所に向かっています。その下には電車が走っています。様似・札幌間を2時間、新ひだか町から1時間半。電車には学生さんや病院に通う人々、ふるさと祭りで帰ってくるお孫さんや子どもたち。大勢の観光客や親子連れのインバウンド客が大きなスーツケースを引っ張って電車に乗り込んでくる。地場の新鮮な野菜や魚が札幌から関東方面へ出荷される。人口減少に悩むわが町で人の流れが変わってきた。インバウンドが求めるものは小さな町でも大きな町でも、その町のうまい食べ物や美しい風景、人々との出会いや触れ合い、そしてインスタ映えするもの、なんだか令和になって生まれ変わったふるさとの姿―そんな夢にしたくない夢でした。お笑いください。



 今は情報化の時代です。AIIoTなど情報機器を操作する人がいなければ管内にある宝も光を放ちません。日高が先発後進地域といわれる理由は、160Kmの海岸線を町と町とが互いにどう結び、共存や連携をどう進めて行くのか、これからもさらに突っ込んだ話し合いが大事な気がいたします。

 日高は札幌を中心とする道央圏の一つです。日高と札幌をどう結ぶかが人口減少対策の一つになるかもしれないと考えるこの頃です。

*日高報知新聞令和2年1月1日号「子(ねずみ)年を迎えて」寄稿文より抜粋。一部加筆。




2020年1月17日金曜日

令和2年 ~新年のご挨拶~

 年頭に当たり新年のごあいさつを申し上げます。


 皆様の温かいご支援により5期目の当選を果たせて頂き、すでに半年が過ぎました。
 顧みますと、私が政治の世界に身を転じたのは、時代が昭和から平成に変わった年であり、それから今日まで31年間、ひたすら国政や道政の動きの中で過ごして参りました。時の流れに「起承転結」をみるとすれば、私にとって平成の時代がまさしく「結」にあたる時代であったとの思いがいたします。


*2日、浦河町・西舎神社に詣で、騎馬参拝を見ました。

 わが国は、明治で武士の時代から近代国家へと変身し、これを大正が引き継ぎ、昭和で転化させ、最後に平成で政治や経済・人々の暮らしや文化まで完結しようとした思いが感じられたからであります。平成に入ってバブルがはじけ、道内を含め銀行や大型店舗などが相次いで破綻し、さらに政権の交代や再編、また東日本大震災や阪神・淡路大震災などは、九州から北海道に至るまで全国各地が揺れ動くといった多くの自然災害により深刻な被害が発生しました。今は災害復旧や防災対策も進み、被災地は新しく生まれ変わりつつありますが、決して気をゆるめることはできません。
 
 北海道は、昨年「北海道命名150年」を迎え、高橋はるみ知事から38歳の鈴木直道知事に変わり、道政もまさに平成から令和の新しい時代を歩み始めました。私たちは次の世代に何をどう残し、どう伝えて行かければならないのか、また、政治の世界では何を創造し、そのためにどのような議論が必要なのか、年の初めに当たり思いを新たにしています。



 皆様にとりまして本年が希望に満ちた明るい年でありますようにお祈り申し上げ、新年のごあいさつと致します。

*日高報知新聞令和2年1月1日号「子(ねずみ)年を迎えて」寄稿文より抜粋。一部加筆。