浦河港のイカの水揚げが始まりました。昨年より一週間ほど遅いイカですが、大きさは、なかなかの見応え。この先、お盆のころをピークに、秋口まで、夏イカの味を楽しめます。日本酒でもビールでも、酒の肴にイカ料理はよく合います。日高地方は、夕食時にその日の水揚げが口に入るので、刺身鮮度は抜群。一夜干しも一味違います。ジャガイモ、大根なども収穫期ですから、一層、夏の風物詩としての印象を高めてくれます。
クール便など輸送手段の高度化に伴い、遠く、九州方面に送る人もいると聞きます。この時期嬉しい北海道の味でしょう。
燃料が高騰し、集魚灯の節約から、すっかり昼漁が定着した感がありますが、漁をする側にとっては、水揚げ量が気になるところ。昼でもそれなりに獲れるというのは、一定の資源量が確保されているということで、これから先も、採算の合うイカ漁が、浦河沖でいつまで続いてくれることを願っています。
2013年7月29日月曜日
夏イカ漁
2013年7月28日日曜日
経済産業大臣指定伝統的工芸品
平取町 二風谷でアイヌ工芸品のイタ(木彫り盆)とアットゥシ(樹皮の内皮から糸を作り反物にしたもの)が、今年の3月、経済産業省の「経済産業大臣指定伝統的工芸品」に指定され、その祝賀会と記念フォ-ラムが開催されました。
二風谷イタは、沙流川流域に古くから伝わる木製の浅く平たいお盆で、モレウノカと呼ばれる渦巻き状の文様や、ラムラムノカと呼ばれるウロコ彫りが施されています。
二風谷アットゥシは、機織り反物で、水に強く、通気性にも優れ、自然味豊かな風合いに強靱さを併せ持っていて、着物、半纏、前掛け・帯等に使用されています。
全国ではこれまで、215品目が伝統工芸品の指定を受けていますが、北海道では初の指定。その初の指定にアイヌ文化が選ばれたことは、大変な名誉であり、非常に誇らしく、また嬉しく、感激しています。
2013年7月22日月曜日
2013年7月15日月曜日
第17回 にいかっぷ ふるさと祭り
日高管内新冠町の「第17回にいかっぷ ふるさと祭り」がJR新冠駅前広場で開催されました。みこしやステージでのライブや歌謡ショ-の他、約50キロの俵を持って坂道を走るリレーや、ふるさと特産品の牛ステ-キ等の出店も併設されます。毎年数千人が集まる一大イベントで、町民も楽しみにしているお祭りでもあります。
新冠判官太鼓の演奏や氷川神社のみこしが祭りを盛り上げ、好天に恵まれたこともあって、ふるさとの夏をみな堪能していました。
この熱気や参加率があれば、日本の政治も、もっと変わるだろうと感じながら、何となく参議院選挙後のことが気に掛かる私ですが、もうじき投票日。平等な選挙権は長い歴史の末に勝ち取った、国民が政治へ参加する仕組みの一つです。皆さん、ぜひ、投票に参加しましょう。
2013年7月8日月曜日
蓬莱山まつり
新ひだか町三石の蓬莱山(ほうらい)まつりが日高管内の夏まつりのトップを切って開催されました。会場になる蓬莱山には約130メ-トルの巨大しめ縄が架けられ、河川敷公園に設けた特設ステージでは、よさこいソ-ラン踊りや歌謡ステージ、染退(しべちゃり)太鼓等が賑やかに会場を彩りました。また三石牛販売コ-ナ-や、食べ物、飲み物等の出店もあり、約6千人の来場者で祭りは賑わいました。
今年も猛暑が言われ既に30度を超えるところも出ています。日高は過ごしやすいとはいえ、高齢者も多く油断は厳禁。70歳以上の51%は「自分は大丈夫」と考えている、との調査結果もあります。こまめに水分を補給し、暑い夏を乗り切りましょう。