2013年9月25日水曜日

第67回シャクシャインの法要祭

 第67回シャクシャインの法要祭が新ひだか町真歌公園で開かれました。シャクシャイン像前では、全道各地より多くのアイヌ民族関係者、来賓の方々が集まり、伝統儀式の「カムイノミ」が行なわれました。 
 アイヌ文化も、、ようやく、日本の中に定着させることが出来るようになってきたと思っていた矢先、北海道に招かれたマオリの女性が、口の入れ墨を理由に温泉への入浴を拒否された、という事件がありました。2020年の東京オリンピックには世界中から、いろいろな伝統文化に彩られた大勢のお客様がわが国を訪れます。オリンピック誘致に際してアピールした「お持てなし」は相手を尊重することでもあります。私には、シャクシャインの突き上げた杖が、「偏見を去り真の国際化を目指せ」と叫んでいるように見えました。

2013年9月17日火曜日

第36回ペテカリ祭

 第36回ペテカリ祭が開催されました、このイベントは社会福祉法人ぺテカりの園と静内桜風園による実行委員が主催し、障がい者と地域住民との交流を深める目的で行われています。
 会場では、バザーや抽選会のほか、特設ステージが設けられ、文化団体や施設利用者、職員による歌や踊り、アトラクションが披露されました。
 東京オリンピック招致が決まり、思い起こす方も多いであろう、半世紀前の東京オリンピックと「日本の元気」。しかし、障がい者や、そのお世話をする人たちも含めた福祉事業関係者の幸せなくして、「日本の元気」を取り戻した、ということにはなりません。「北海道の元気」に向けて、私も地域と道政を結びつける役割をしっかり担うつもりです。

2013年9月7日土曜日

アザラシ被害実態調査

 道議会、水産林務・環境生活の両委員会が、えりも岬周辺に棲息するゼニガタアザラシによる漁業被害の実態調査のため、現地を訪ねました。
 環境省が5月に予定していた試験補殺を、石原伸晃環境大臣の発言を受けて中止にした経緯もあり、秋の定置網漁が始まったことから、改めてこの日の調査になりました。
 4日は、食害の実態や窮地の声を漁師の代表から直に聞きとり、5日には岬漁港で実際水揚げされている鮭を確認しました。
 浜では、「理不尽な大臣発言に国や行政への不信がこれほど大きくなったことはない」、との怒りの声にじっと聞き入りましたが、弁解のしようもなく、国や大臣へ、しっかりと実情を訴えていくことを誓いました。