2010年1月31日日曜日

21・ふるさとを考える交流懇談会

 交流懇談会を札幌で開催することが出来ました。私を応援くださる方々には、道内各地、国政の立場におられる方も多く、飛行機など交通接続の便からも札幌で開くことをお勧めいただいておりました。その結果、お忙しい河村名古屋市長のご講演も間に挟むことができ、松木けんこう衆議院議員、小川勝也参議院議員はじめ、小沢ガールズとして脚光を浴びた田中美絵子議員(石川県)、三宅雪子議員(群馬県)も激励に来てくださいました。昔からの道議仲間や高井副知事にもお出でいただき温かい言葉をちょうだいしました。ご参加いただいた250人の会場の熱気は、私の持論である「地域がよくなることが北海道をよくすることにつながる」を、まさに、実感させてくれました。日高地域からお出でいただいた町長さんや応援団の地元の方々には、遠路のお運びで恐縮しておりますが、「札幌はじめ日本中からも日高を応援してもらいたい」という私の願いを、少しはお伝えすることができたかな、と思っております。「夢、生きがい、安心」づくりに向けて今後も精一杯がんばっていきたいと思います。

2010年1月28日木曜日

知事要望

 知事要望会が開催され、我がフロンティア議員会が高橋知事に新年度の政策提案と地域要望についてご説明し、意見交換を行いました。
 道財政の厳しい中で、限られた予算を効率的に使うため、長期的視点と、喫緊の視点のバランスの下で、ムリ、ムダ、ムラのいわゆる3mを省いていくことは大切なことです。机上の3m議論は自ずから限界があり、道民提案を表に出した道民事業や、実施事業をより効果的に波及させるための事業後公開反省会など、道民の関心をより高めるような視点も必要かと思います。行政、議会、道民一丸で今の難局を乗り越えたいものです。

2010年1月24日日曜日

交通安全住民大会

 交通安全住民大会が各町で開催されています。今日は様似町の安全大会に参加しました。大会では約400人の町民が参加して、交通安全の大切さを確認しあいました。最後に北海道警察音楽隊の演奏会があり、とても良い雰囲気の住民大会でした。
 昨年、全国で、交通事故による死亡者は2008年より241人少ない4904人。57年ぶりに4千人台に減ったということです。1970年には1万6千765人も交通事故で亡くなったそうですから、この間、車両安全装置の向上、救急医療の発達、歩道の整備などが事故の減少に大きく貢献したことになります。しかし、住民の関心の高さがそれを可能にしたことを忘れないようにしたいもの。今後、高齢化が進みますが、いたわり合って、運転や歩行にお互い十分に気をつけていきましょう。

2010年1月23日土曜日

平取ダム

 遅れたアップになり申し訳ありません。1月14日、高橋知事が平取ダムを視察されました。新政権による事業仕分のダム事業の見直しには、日高支庁管内の平取ダムも入っています。現場では、開発局の職員から説明を受け、平取町川上町長、日高町三輪町長からは、「一日も早く完成を望む地元の声を国に伝えてほしい」との要望が寄せられました。
 洪水対策としての役割の重要性とともに、これまで、もろい地質の中でのダムの埋設予測、アイヌ民族の特別な思い、流木対策等の不安要因が指摘されてきました。ダムは、莫大な建設費がかかる施設でもあり、下流住民を含めた、関係者の十分な話し合いの中で、最大の合意を目指した結論を出してほしいと思っています。

シカ被害

 拡大する鹿の被害に農家が頭を痛めています。
 昨年の8月頃から作付けした苺の苗は今、ハウスの中で10センチから14、15センチ程度にまで育っています。この苺の株が鹿によって食べられ、100坪のハウス9棟が全滅する被害が発生しています。シカは繁殖力が強く、食糧不足から畑に下りてきたものと思いますが、山を下りる前には森林を荒らしているはず。森林被害は、土石流や土砂崩れを引き起こす原因ともなり、自然破壊を誘発しかねません。十分な調査はもちろん必要ですが、大切なのは被害がないことです。適正な頭数管理はシカの栄養状態の保全にもなります。全道で森林被害や農業被害が拡大するなか、臨機な対応を願っています。

2010年1月11日月曜日

成人の日

1月11日は成人の日ですが、1日早い10日、浦河町や様似町を始め日高支庁管内の町で成人式が挙行されました。2000年から、成人の日は1月の第2月曜日へと移行しましたが日曜日に挙行される自治体も多いようです。私は様似町、浦河町の式典に出席しました。ある時期、荒れる成人式が話題になりましたが、あの若者たちはその後はどんな大人になっているのでしょうか。そんなことを思いながら、今は、実に落ち着いた静かな会場で粛々と進められた成人式を見守りました。新成人はすべてが平成生まれ。昭和は遠くなりにけり、の感を深くしています。新成人の未来に祝福あれ!

2010年1月8日金曜日

消防出初め式

 7日は、今年初の地元の公式行事として、日高中部消防組合静内消防団の出初め式に出席しました。やはり年の初めは出初め式が似合います。寒気を吸い込みながら、今年一年の地域の無事を祈ると、身がしきしまる思いがします。
 私たちはとかく縁の下の力持ちの存在を忘れがちですが、消防、警察はもとより、介護職員、看護士、海上保安官、学芸員、図書館司書、手話通訳者、盲導犬訓練士など等、地域を支えている多くの人たちがいます。出初め式に参列しながら、数え切れない、これら縁の下の力持ちの方々にも感謝の気持ちを捧げ、すがすがしい年明けに思いを改めています。

2010年1月6日水曜日

新年交礼会

 年が明けて、すでに六日。今年の仕事初めは4日から札幌で、議会の常任委員会、特別委員会、新年会などと動き始めています。今年は、初めてご案内があった室蘭建設業組合の新年交礼会にも出席をさせて頂きました。
 北海道開発予算が33年ぶりに5千億円を切ったとの報道がありましたが、当時の物価水準が今の7割程度であったことや、今の先行きの不透明感を考えれば、建設業界の深刻さは33年前とは比較になりません。
 社会資本もただの整備にとどまらず、他産業に波及させるなど、自治体のプレゼンスを高める具体的な使い方を、官業と市民で知恵を出し合う時代となっています。皆さんの声をお聞きしながら、改めて、道議会議員の役割をしっかり果たしていきたいと考えています。