2014年10月28日火曜日

第44回門別シシャモまつり

 第44回門別シシャモまつりが、好天に恵まれた「富川さるがわせせらき公園」で開催され、約一万人の人たちが集まりました。秋の味覚の中でも「シシャモ」は横綱級、会場では一夜干しのすだれに吊るされたシシャモ(一串十匹1500円から)や、生シシャモのつかみ取りに行列ができました。ステージでの歌謡シヨーを楽しむ人、用意された炭火を囲んで、旬のシシャモに舌鼓を打つ人、熱気に包まれた会場は、盛りだくさんの催しに、多くの行楽客を楽しませていました。
 経済に余裕のあった25年前、「ふるさと創生」として国は自治体全てに一億円を交付しました。金塊や宝くじを買ったり、使い道に困って貯金をした自治体もありました。今、国の関与は、「地方創生」として、専任の国務大臣までを置いて景気回復に必死です。この間、自治体の「創生力」はどこまで高まっているのでしょうか。祭りの中にも、成功要因が埋まっているはず。「地方創生」もそんな目で足下から見つめたいものです。

2014年10月9日木曜日

えりも海と山の幸フェスティバル

 第33回えりも海と山の幸フェスティバルが 町スポーツ公園で開かれ、町内外から約8千5百人が参加しました。好天の下、まつりの恒例である大人気の鮭のつかみ捕りや、「餅まき大会」には大勢の人が。拾った餅にはえりも特産品やサケのポン引き券が当たるシールが付いていて大変な熱狂ぶり。写真はサケのポン引きに挑戦する当選者です。今年のえりもの鮭漁は順調なことから、どれも朝水揚げされた三キロ以上の脂の乗ったオスとイクラの入ったメス。実行委員の方々の祭りを盛り上げようという心意気がこちらまで伝わって、参加者は秋のえりもの味を存分に楽しんでいました。

2014年10月6日月曜日

秋さけ祭

 北海道定置漁業協会主催の「秋さけ祭」が札幌駅前広場で開催されました。道産の秋鮭の味を知ってもらい食べてもらおうと道内七組合からそれぞれ自慢の鮭を持ち込んでの即売会には、主催者発表によれば約4千人の来場者があったとか。勿論日高管内自慢の「銀聖」も出品し人気を集めていました。安心安全、味良しの道産鮭。消化の良いタンパク質に富み、余分な中性脂肪やコレステロールを減らし動脈硬化などを予防する効果もある、健康食材です。大いに食べて、この秋冬も乗り切りましょう。

2014年10月4日土曜日

常設アイヌ民芸品展示場が開設

 道庁一階ロビーに常設のアイヌ民族工芸品の展示場が開設されました。最初の展示は日高管内平取町から、北海道で初めて「伝統工芸品」の指定を受けた「アットゥシ」と「イタ」。また木彫りのシマフクロ「コタンコロカムイ」が展示され、知事始め関係者が参加して除幕式が行われました。
 観光という視点からも、先住民族文化という視点からも、アイヌの民族文化を広く知ってもらうことは、北海道の豊かな地域社会の創造にとって大切なことです。一階ロビーは北海道の政策展示広報の場所でもあります。お近くにお出かけの際はあわせて、是非ご覧ください。

2014年10月1日水曜日

第37回ぺテカリ祭

 第37回ぺテカリ祭が、新ひだか町静内田原で開催されました。会場には施設の利用者や家族関係者、多数の地域の人達が参加して、バザーが開かれました。施設利用者が作った野菜やパン、焼き菓子、椎茸等の即売コーナー、食事コーナーや展示コーナーが設けられ、ステージではヨサコイやハンドベルの演奏等、好天に恵まれたこともあって、歓声も響き、みなが一つになって、楽しい祭りになりました。
 障がい者に対する支援者の輪が広がるには地域の人の理解が欠かせません。祭りの見学や支援者との会話が理解の第一歩。参加されたことのない皆さんにも来年は是非参加してほしいと思います。

実りの秋

 実りの秋、近頃では珍しい『はさがけ』。手間がかかることもあって、近年は乾燥機によることが多く減少傾向にあり、しばし、懐かしい光景に心を和ませました。
 天日に干すことで旨みや糖分が増すと言われ、稲を逆さまにするのは、油分、甘み、栄養等を米粒まで落とし込むためだそうで、先人たちの知恵が生かされています。
 日高地方は今年も大きな台風や低気圧もなく天候に恵まれたため、期待の収穫の季節を迎えることができました。大型のコンバインが田んぼを嬉しそうに駆け回っていました。
 地球温暖化などを考えると、北海道農業は世界的干ばつ等の際の国民保険と考えられます。安全・安心な食糧基地として、国民の命を守る砦として、守っていかねばなりません。