2013年9月25日水曜日

第67回シャクシャインの法要祭

 第67回シャクシャインの法要祭が新ひだか町真歌公園で開かれました。シャクシャイン像前では、全道各地より多くのアイヌ民族関係者、来賓の方々が集まり、伝統儀式の「カムイノミ」が行なわれました。 
 アイヌ文化も、、ようやく、日本の中に定着させることが出来るようになってきたと思っていた矢先、北海道に招かれたマオリの女性が、口の入れ墨を理由に温泉への入浴を拒否された、という事件がありました。2020年の東京オリンピックには世界中から、いろいろな伝統文化に彩られた大勢のお客様がわが国を訪れます。オリンピック誘致に際してアピールした「お持てなし」は相手を尊重することでもあります。私には、シャクシャインの突き上げた杖が、「偏見を去り真の国際化を目指せ」と叫んでいるように見えました。