2008年12月31日水曜日

年の市

 今年もあと数時間で終わろうとしています。年の市にも人影がほとんど無くなりました。
 この一年、燃油の異常な高騰や金融不安など沢山の問題がありました。そして多くの課題を残しながら過ぎようとしています。百年に一度の激動期だからこそ、政治の責任が問われています。2009年が、少しでも明るい年となりますように、微力ではありますが、持てる全力を、明日の北海道づくりに尽くして参ります。
 この一年間のご支援、ご声援に対し、心より感謝申し上げますとともに、来る年が皆様のご多幸、ご健康につながることを、御祈念申し上げております。

 ありがとうございました。

2008年12月16日火曜日

ハクチョウ帰郷

 今年も、沢山のハクチョウが日高管内の川に“帰って”きました。注意して見ていますと、特に様似川のハクチョウが、いつもの年より多いような気がします。日高管内のハクチョウの越冬地は、太平洋側の、新冠川、静内川、三石川、元浦川、日高幌別川、様似川、えりも西海岸に限られるそうで、最も生息数が多いのは静内川ということです。静内川は結氷しないので、餌が豊富ということでしょうか。
 住まい近くの河辺に、「コー、コー」と鳴く白鳥の声がどんよりした冬の空に響くと、何となく哀愁を感じさせるものがありますが、同じ声でも青空の下で聞くと、冬を乗り越えるハクチョウの決意のようにも聞こえてくるから不思議です。

2008年12月13日土曜日

日本ジオパーク

 様似町のアポイ岳の高山植物群落はタンチョウ、マリモ、昭和新山、大雪山、野幌原始林と共に、北海道の特別天然記念物の一つに数えられています。そのアポイ岳にもう一つ宝が増えました。
12月8日、貴重な地質遺産の保護や活用を目的とする日本ジオパークに登録が決定したのです。暗い話題の多い昨今ですが、何とも夢がふくらむ、明るい話題を提供してくれました。他にはないアポイ固有の資源を守りながら、どのような「まちづくり」につなげるのか、今後、地元の力が問われていくとも言えるでしょう。私もその取り組みを見守り、大いに宣伝したいと思っています。

2008年12月8日月曜日

チャリティーやわらぎ会

 今年も残すところ、三週間となりました。
 米国に端を発した金融不安が、雇用をはじめ私達の日々の暮らしにまで影響を及ぼしています。そんな中、「チャリティーやわらぎ会」が開催されました。もっと大変な思いをしている人たちの応援が出来たら良いなという気持ちで始めたこの会も、20年の節目の今回を機に休止することになりました。最後とあって会場は満員、大いに盛り上がりましたが、日々の憂さを酒でも飲んで晴らそうと、笑い飛ばす人たちの横顔にも、何かしら一抹の寂しさが見えた気がしました。