2015年10月26日月曜日

第45回 門別ししゃも祭り

 日高町富川の沙流川の河口公園で、恒例の祭り「門別ししゃも祭り」が開催され、会場は町内外からの大勢の人たちで賑わいました。限られた地域だけが味わえる、「秋の絶品味覚」に舌鼓を打ちながら、ステージの歌謡ショ-やゲームを楽しみました。昨年の晴天とは打って変わって、時々降り付ける雨や風も手伝い、暖かいシシャモ汁は大人気、シシャモの掴み取りにも人の列ができていました。実行委員会や漁協青年部・商工会関係者の皆さん、準備から後片付けまで、寒い中での大奮闘ご苦労様でした。
 温暖化や、外国漁船による乱獲等の環境変化で、マグロやウナギ、サンマの不漁が聞かれ、鮭でも不漁が心配されるようになっています。大漁が続くに越したことはありませんが、不漁の年でも漁業者が安心して暮らせる、強い地場産品づくりについて、毎年開催されるこの祭りのように継続して考えていきたいものです。

2015年10月13日火曜日

えりも漁港被害

 北海道を直撃した台風23号はその後温帯低気圧にかわり、道東を中心に被害をもたらしました。
 えりも漁港でも、護岸が無惨に折れ、大型コンクリートブロックが崩れ落ちる被害を受けました。船舶の出入りにも支障をきたすため、漁協は航行に注意するよう呼びかけています。
 これから冬に向かう時期であり、海は荒れる日が多いため海上作業の稼働日数に制約はあるでしょうが、1日も早い復旧をと漁業関係者は願っています。

2015年10月7日水曜日

第34回えりも海と山の幸フェスティバル

 第34回えりも海と山の幸フェスティバルは「風に向かって食べ歩こう」をテ-マに開催され、会場には町内外から約8300人の来場者が集まり賑わいました。一番人気で恒例になったサケのつかみ捕りや、もちまき大会、町民吹奏楽団・中学校吹奏楽部演奏、漁協女性部の無料サケ鍋のサ-ビス等々の多彩な催しに、笑顔や笑い声の絶えない1日となりました。
 町外からの来場者には、黒毛和牛より肉の旨味成分が多いと言われる、幻のブランド「えりも短角牛」を求めて来る人も多く、海から山、まさに「風に向かって食べ歩こう」のえりも町にふさわしいイベントとなっています。
 食材も豊富ですが、実行委員会の<人財>も豊富な、えりも町。イベントの熱気にいつも感心させられています。

2015年10月6日火曜日

こたにがわ学園 創立5周年

 虐待などの原因で親元で暮らせなくなった子供たちが共同生活を送る自立援助ホ-ム「こたにがわ学園」は、閉校された新冠町立若園小学校を活用して2010年にオープンしたもので、このたび創立5周年を迎え、学園関係者や地域の人達が集まり記念式典がおこなわれました。
 いじめや引きこもり、虐待の件数は、毎年増加しているようです。例えば平成24年度の虐待対応件数は66,701件と平成11年度の約5.7倍となっています。
 虐待は情緒面や行動面にも影響を与え、後遺症も深刻で、子ども達の居場所になるはずの里親や児童養護施設でも、一緒に暮らせない事例もあるようです。
 わたしたちも施設の行事に参加したときには、子どもたちの成果に、自信を持たせる声掛けなどを心掛け、温かい眼で見守っていきたいものです。