2010年7月30日金曜日

ありがとう、オグリキャップ号

 オグリキャップ号のお別れ会が、新冠町のレ・コ-ド館 町民ホ-ルで開催されました。競馬に興味のない人でも、知っている馬といえば、おそらく第1次競馬ブームを巻き起こしたハイセイコーと、第2次競馬ブームの大きな立役者であるオグリキャップではないでしょうか。生まれたときの前足の障害は、自力で立ち上がれないほどで、母馬の乳の出もよくなく、関係者の方々の手厚い育成がその後の快挙につながりました。
 お別れ会場には、関係者はじめ、全国から多くのファンが参列し、献花を捧げました。オグリキャップは地方競馬から中央へ、実力一本でスタ-ダムにのし上がった馬でもあります。景気低迷下で道営競馬界が大変なときにあるだけに、関係者の方々の並々ならないご努力に報いる、第3の競馬ブームを引き起こす後継馬の出現に期待しています。

2010年7月21日水曜日

カナダ・アメリカ訪問事業

 7月12日から18日迄の一週間、カナダ、アメリカに行って来ました。これは、北海道とカナダ、アルバータ州との姉妹提携30周年、アメリカ、マサチュ-セッツ州20周年を記念する訪問事業です。北海道、北海道議会のほか、アルバ-タ州、マサチューセッツ内自治体と姉妹提携関係にある市町村や北海道国連協会の伊藤義朗本部長、北方圏センタ-、北海道養蜂協会等もご一緒する大訪問団となりました。エドモントンのアルバータ州議会議事堂での式典と昼食会に始まり、14日はカルガリー市、アルバータ州ステルマッハ首相ほか外務大臣など、北海道からは知事代理で高井副知事、石井議長、議員一行が出席して30周年の調印式が行われました。カウボーイたちの祭典 「カルガリー・スタンピード」の最中で、我々も州の案内で競技を視察させて頂きました。16日はマサチューセッツ州議会を訪問し各公式行事を済ませ、ファカルティ-クラブ(教職員食堂)にて交流会。ここは、クラ-ク博士のご出身地です。その後あのハーバード大学の正門をくぐり、学術文化の雰囲気を感じ取りながら、慌ただしくも、17日8時にはボストンのホテルを出発し、日付変更線を通過して18日の20時30分無事千歳に降り立ちました。

2010年7月9日金曜日

採りコンブ漁始まる

 7月1日から採りコンブ漁が始まりました。日高コンブは天然コンブ。例年三週間ほどしか操業日はとれませが、二週間ほどしかとれなかった昨年の分も何とか取り返してほしいもの。 コンブ漁は、天気と凪と時間との勝負。豊漁年が期待される今年、天候に恵まれることを願っています。
 初日漁となった7日、浜は日差しを受けて真黒に輝くコンブのじゅうたんが広がっていました。
 心地よい風と日差しと独特のにおいに触れていると、いつも、子供時代の懐かしい思い出が浮かびます。日高沿岸に夏を告げる風物詩ともいえるこの光景は、未来にずっと残したい地元の財産の一つといえるでしょう。

2010年7月7日水曜日

まちかど対話

 5日、6日の両日にわたって、日高管内を対象地域にした高橋はるみ知事のまちかど対話が開催されました。新冠町、様似町、えりも町を訪れ、有料老人ホ-ムや昆布の加工場、イチゴハウス、マツカワの育成施設、などを視察され、新冠町、えりも町では、それぞれの町で頑張っているリ-ダ-達と意見交換を行いました。
 自動車専用道路の延伸や道営競馬の存続、エゾシカ被害対策や周産期医療施設未整備による子育て不安の解消など、日高を取り巻く課題について首長と意見交換する場も大事ですが、こうして、直接、地域に暮らす人々の声を聞いていただくことは、大変、意義深いことです。
 道政へ地域の声を届ける私たち議員の役割と地元人の思いを、知事というお立場で深めていただき、血の通った行政に反映させていただきたいと願っています。