2013年2月25日月曜日

壮行激励会

 この春 日高管内の高校を卒業し、自衛隊に入隊を予定している高校生とその家族を招いた、壮行激励会が、募集相談員の会や協力会、父兄会の主催共催で開催されました。今日の国内外の動きを見れば、国防はもちろんのこと、災害や救助活動復興支援にと、存在感を示している自衛隊。幅広い活動に地域の人々も活躍を期待しています。
 激務ゆえ、健康にはくれぐれも留意され、安全安心の国づくりのために頑張って精進ください。そして、多くの人に敬愛されるような素晴らしい自衛官になってほしいと思います。

2013年2月18日月曜日

シシリムカアイヌ文化祭

 平取町アイヌ文化保存会、道アイヌ協会平取支部、ニ風谷アイヌ語教室が主催して、第24回目の「シシリムカアイヌ文化祭」が開催されました。町民はじめ近隣の町からも約200人が参加して、アイヌ語による演劇や古式舞踊を観賞しました。会場には地元の職人が作った伝統工芸品も展示され、日頃のイオル事業の活動についても報告がありました。
 文化伝承活動は、昔を単にふり返り懐かしむという活動ではありません。今ある自分たちのアイデンティティ(自分が自分であることの意識)には、父母、そのまた父母へとつながる、先人の命が生きています。伝統的生活空間(イオル)の再生は、地域に誇りと愛着を育みます。貴重な文化財を次世代に残すということは、地域共同体を支える上で、大切な役割を担っています。この種の行事が果たす役割は極めて大きいものがあると思っております。

2013年2月4日月曜日

日高昆布フォ-ラムinさまに

 日高昆布フォ-ラムinさまに(実行委員会会長、坂下一幸様似町長)が開催されました。会場の様似町中央公民館は、昆布漁業者の方々を含め大勢の関係者が参加されました。
 今回のテーマは<豊かな昆布の森を守るために>。講演やパネルディスカッション、試食会、写真・パネル展、製品展示、など盛りだくさんのメニューが盛り込まれました。
 今、海の環境保全がいわれ、地域も様々な問題・課題を抱えています。昆布には、食材や健康食品への利用のほか、シャンプー等への利用もあると聞きます。様々な課題と地域特産が結びついた新たな展開方法がまだ眠っているはずです。
 参会者が共に認識を深めることで昆布の増産に向けた取り組みが促進され、豊かな昆布の森が守られることを願っています。