2013年7月29日月曜日

夏イカ漁

 浦河港のイカの水揚げが始まりました。昨年より一週間ほど遅いイカですが、大きさは、なかなかの見応え。この先、お盆のころをピークに、秋口まで、夏イカの味を楽しめます。日本酒でもビールでも、酒の肴にイカ料理はよく合います。日高地方は、夕食時にその日の水揚げが口に入るので、刺身鮮度は抜群。一夜干しも一味違います。ジャガイモ、大根なども収穫期ですから、一層、夏の風物詩としての印象を高めてくれます。
 クール便など輸送手段の高度化に伴い、遠く、九州方面に送る人もいると聞きます。この時期嬉しい北海道の味でしょう。
 燃料が高騰し、集魚灯の節約から、すっかり昼漁が定着した感がありますが、漁をする側にとっては、水揚げ量が気になるところ。昼でもそれなりに獲れるというのは、一定の資源量が確保されているということで、これから先も、採算の合うイカ漁が、浦河沖でいつまで続いてくれることを願っています。