2008年9月28日日曜日

ペテカリ園の園祭

 新ひだか町静内の北海道平取養護学校静内ペテカリ園分校の園祭が開催され、参加してきました。会場には、ご家族の皆様や地域方々が多ぜい参加されていて嬉しく思いました。ペテカリ園では地域特性を生かした乗馬学習や、町内高校生との交流学習も実施されており、若者や健常者との交流等の成果が、園生の明るい未来につながることを祈念して止みません。

敬老会

 浦河町堺町地区敬老会が開催され出席してきました。私の地元なので、昔から顔なじみの方々が多く、気兼ねなくお話しをさせていただきました。
 敬老の日は昭和22年に兵庫県の一村で農閑期の9月15日を「としよりの日」として始まったもの。後に全国に広がり、昭和39年には「老人の日」と改称され、昭和41年に国民の祝日「敬老の日」となりました。日本以外の諸外国にはない祝日だそうです。少子化の中で熟年層は増えますが、いつまでも、お元気で、活躍していただきたいものです。

第20回柏陽館まつり

秋晴れのさわやかな日曜日、秋の収穫祭が開催されています。浦河町上野深では第20回の柏陽館まつりが催され、会場では、浦河産の新米や餅米に浦河産イチゴを包んだ「いちご大福」が試食用として出され、アンケートも行っていました。
 最近、「フードマイレージ」という言葉が聞かれますが、食料(フード)が運ばれる距離のこと。よそから持ってくると、それだけ燃料も使うので環境にも良くないということもあって、地場でとれる食料は、地場のものを食べようという運動に広がっています。

静内高等学校創立70周年記念式典

 新ひだか町、静内高等学校創立70周年記念式典と祝賀会が開催され、出席をしてきました。
 静内高等学校は北海道庁立静内農業学校として昭和16年に設立認可され、戦前から戦後にかけ、農業、畜産、工業、林業、家庭、商業など、その時々に合わせて科の増設廃止してきましたが、今度単一高として出発することになりました。
 地方が世界と直結する情報化時代の新たな幕開けとして、多くの若者がここで視野を広め、雄々しく巣立っていってほしいと切望しています。

2008年9月26日金曜日

みのりの秋

 秋分の日の23日を区切りに、日高路もすっかり秋となりました。6、7月の天気が安定せず、雨や気温に一喜一憂していましたが、米もまずまずの出来。今は収穫の最盛期で、あとは価格が気になるところです。
 今年は特に、原油高による燃料の高騰、肥料等諸材料費などの値上げが生産農家を苦しめました。
 中国製冷凍餃子事件や汚染米の不正転売等、「食」のトラブルが後を絶ちませんが、逆に、今こそ北海道の安心・安全の食材提供チャンスととらえ、生産者の方々と一緒に食糧問題を真摯に捉えていきたいと思います。

2008年9月23日火曜日

第62回シャクシャイン法要祭

 第62回シャクシャイン法要祭が静内真歌公園で開催されました。 シャクシャインは、シベチャリ(現在の新ひだか町)を拠点にした新ひだか町以南、以東の集団“メナシクル”の首長でした。
 新冠町から白老町方面にかけての集団“シュムクル”と、静内川流域の権益を巡り争っていましたが、メナシクルへの報復のため、松前藩に武器の援助を申し出たシュムクルの使者の急病死が、松前藩に毒殺されたという話となって広がったことが、皮肉にも対立アイヌを一つにまとめるものとなりました。
 シャクシャインの戦いは、今から339年前の1669年(寛文9年)6月、シャクシャインらの呼びかけにより、イシカリを除くシラヌカから西は天塩のマシケにおいて一斉に蜂起した事件を言います。和軍をクンヌイ(長万別国縫)まで攻め寄せるも、幕府の援軍に阻まれシベチャリのチャシに後退します。息子の説得で応じた和睦の酒席で、潜んでいた武士たちによりシャクシャインは殺害されます。時1669年10月23日。指導者を失った蜂起は次々に松前藩に鎮圧されますが、非道な圧迫や過酷な搾取に立ち上がった、アイヌ民族の英雄であることは間違いないでしょう。写真は、シャクシャイン記念館内でのアペカムイノミ、像前でのカムイノツ、私はカムイノミに参列しました。

2008年9月17日水曜日

愛食フェア

 第三回北海道道議会が開会されていますので、私も札幌に居る時間が多くなります。
 今日は赤レンガ前広場で、北のめぐみ愛食フェアが開催されています。道産食品をもっと愛用しよう!消費者の方々と生産者の方々の、顔が見え、話しができる関係を築き、安心、安全な北海道の食品を、どんどん食べて応援しよう!と、企画されたものです。
 生産者が、産地や食材の情報を提供しながら、消費者の方々と対面販売により直接交流する、この週末型産直市は、昨年、全道16会場で延べ53回・89日間開催され、30万人の方に来場いただいたとのこと。今日の会場でも、北海道を訪れた観光客や札幌市民と生産者の方々との会話が弾んでいました。

2008年9月15日月曜日

秋祭り真っ盛り

 よく晴れた青空が、後押ししてくれて、この週末は日高路の秋祭が各地で開催されました。新ひだか町春立や東静内、東別、浦河神社に井寒台、東栄や日高幌別など。
 全部顔を出したかったのですが、残念ながら、このうち、三ヶ所だけの出席となりました。皆さん温かく迎えてくれて、お祭りを楽しみました。
 今年の9月14日は旧暦の8月15日に当たるそうで、中秋の名月です。慌ただしい日々ですが、晴れた夜空の名月を通じて、ゆったりと時間が流れたであろう、昔日の人々の思いを感じたいものです。

2008年9月12日金曜日

朝鮮民主主義人民共和国創建60周年祝賀会

 朝鮮民主主義人民共和国創建60周年祝賀会に招待をいただき出席してきました。会場はホテルニューオータニ。在日本北海道本部常任委員会委員長のパク・チョンミン氏から、ピョンヤン宣言にそった挨拶がありましたが、一昨日からニュースになっている金正日総書記の病状等については触れられませんでした。

2008年9月11日木曜日

地震と津波

 11日午前9時過ぎ、日高・十勝支庁管内に地震がありました、津波警報が出たため浜には緊張感が走りました。浦河では20cmの津波を観測したようですが、幸い被害はありませんでした。新冠町、新ひだか町で震度5弱の揺れ。震源地は十勝沖でマグニチュード7.0というからかなり大きいものです。万一の津波を想定したとき、まちはどうあるべきか、ハード、ソフト面とも真剣に検討する定期会議が必要だと思っています。

2008年9月7日日曜日

秋祭

 九月に入り、沿道のナナカマドも色づき出す頃、日高路では秋祭が始まり、トップを切って、日高町厚賀や富浜などで開催されました。

 古代は、祭(祀)を司る者と政治を司る者が一致していたと言います。まつりの熱気を私も楽しんで来ましたが、祭は単なる楽しみのイベントではなく、神霊を通じた豊穣への感謝と祈りが、その根底に息づいているのだと思っています。

共同選果場

 久しぶりの秋晴れ。平取町を訪ね、トマトの共同選果場を訪問させていただきました。約150 名のパートの皆さんが元気に働いています。就労機会の少ない管内で75才迄雇用していただけるとは嬉しいことです。やはり農業や漁業が元気でなければ働く場所も増えないのだと、あらためて感じた次第です。