2012年5月19日土曜日

堆積土砂と被害対策

 河川底に堆積した土砂が農業用頭首工の取水用のポンプ施設等を破損し、大きな悩みになっています。特に5、6、7月は水田にとって大切な水を取り込む施設だけに対策が強く望まれています。
 この冬は雪が多く、各地で雪解けによる土砂崩れなどの災害をもたらしています。頭首工への影響もその一環かもしれません。施設の維持管理費確保には、どの自治体も大変な時代です。責任者の特定できないこの種の問題は、被害が出ると必ず起こるのですから、河川管理者や基礎自治体が窓口になるなどして、関係者が集まれる会議をつくり、どのように役割分担できるか情報交換する場も必要なのではないかと思います。

2012年5月14日月曜日

松浦武四郎の記念碑

 松浦武四郎の記念碑が新ひだか町の真歌公園シャクシャイン記念館前に建立され、関係者で除幕式が行われました。幕末から明治にかけて活躍した、蝦夷地探検家松浦武四郎とアイヌ民族が築いた歴史と絆を、後世まで知ってもらおうと、北海道アイヌ協会新ひだか支部の呼び掛けで、アイヌの聖地である当公園に建立されたものです。武四郎は探検の際、静内地方にも三度訪れています。武四郎の碑は道内に50箇所以上ありますが、アイヌ民族によって建てられたのは弟子屈町に次いで二ヶ所目とのこと。150年前からの地域発展を振り返りつつ先人に感謝するひとときになりました。

2012年5月1日火曜日

北洋 サケ、マス流し網漁

 北洋 サケ、マス流し網漁が始まります。岸壁には安全操業と大漁を願い、そして何よりも無事に帰港することを願い、家族や関係者が見送りました。
 今年は日露漁業交渉が早くに締結されたこともあり、いつもより早い出発になったようです。2、30年前までは、出航する船も今より多く、浦河港だけでも大変な賑わいでした。懐かしい春の浜の風景がまぶたに焼き付いています。
 明日は根室に集結し、そこで検査を受け、各地から集まった漁船とともに、大漁を目指していっせいに出漁となります。頑張って下さい。大漁を祈念しています。