2019年4月15日月曜日

入学式に思う

 四月は入学式や新入社員の出発の月、4月8日は地元の小学校や高校の入学式に出席させて頂きました。浦河高校や静内高校はそれぞれ受験者が減少し一クラス減が現実になって、早急な対策が必要であると思います。
 内閣府は、産業構造の高度化や労働生産性の向上、人口減少の抑制が進まなければ、30年度には現在の1.5倍の地方交付税が必要になるとしていますがそんな増額は可能でしょうか。
 人口減少は地方自治体が抱える最大の課題ですが、地域特性を活かした取り組みも見られます。特産返礼品が人気で、集めたふるさと納税寄付金を雇用創出や子育て支援で人口減少に歯止めをかけた上士幌町、地域おこし協力隊の数が職員数の4割近くに及び、専門的な経験者のノウハウなどをまちづくりに活かそうとしている写真のまち東川町等々が注目されます。
 10歳代・20歳代の半数近くは地方移住に関心を持っているそうです。今後は自治体間の知恵の競争になるでしょう、年代や職業を超えて幅広く話し合いましょう。