2015年9月25日金曜日

第69回のシャクシャインの法要祭

 新ひだか町静内真歌公園で第69回のシャクシャインの法要祭が開催され、全道各地から集まった約千人の関係者が、民族のために松前藩と戦った英傑の霊を慰めました。
 実行委員長の大川勝・新ひだかアイヌ協会会長は、「アイヌ民族はシャクシャインの偉大な力を借りて結束してきた」と述べられました。加藤忠・道アイヌ協会理事長は、「アイヌ文化があって、沖縄文化があって、日本文化がある。アイヌ民族も心一つにして道民、国民手を携えて未来を切り開こう」と訴えました。法要祭終了後は、全道各地から集まった保存会の方々が、古式舞踊を披露し合いました。シャクシャイン像は青空の下、末裔を見守るように一際スックと立っているように見えました。