2009年7月29日水曜日

土砂被害

 浦河町白泉地域で土砂被害がありました。27日の大雨により大量の水と土砂が国道や住宅の敷地に流れ出たものです。今回で二度目、18日の雨でも土砂が流出しています。この地域では、これまで、今回のような大量の土砂が流出したという記憶はありません。降雨被害を最小限に食い止めるためにも、今回の土砂被害の原因究明と2次災害外防止のための早急な対策が必要であると思います。19日から26日にかけて大きな被害をもたらした「中国・九州北部豪雨」を他山の石とし、これからの時期、関係方面には、万全を期した体制であたってほしいと願っています。

浦河港に夏イカ漁

毎年のことながらこの時期になると、浦河港はイカ漁で賑わいを見せます。二、三年毎までは漁り火が沖合いに見え、朝イカを楽しんだものであります。今は、朝に出漁し夕方に帰って来るため、漁り火を見ることもなくなり、少し寂しい気もします。
 ところで、地球温暖化のせいか、日本を含む各国の沿岸海域で、海水温が上昇し、水産資源の減少が目立つようです。日本海では昭和57年から平成18年までに1度以上水温が上昇したとか。慣れ親しんだ北の魚はいつまでも食べていたいものです。

2009年7月27日月曜日

交通止めに思う

 続く長雨で通行止めとなった、平取幌尻・穂別富内間の道道。地すべりの原因を調査し一日も早い復旧が望まれています。活発な梅雨前線の影響で九州、中国地方では大きな被害が出ています。24時間雨量が250mmを超えたとか、堤防の一部決壊などのニュースも伝えられています。温暖化の影響からか、最近は、「観測史上初めて」という報道が時折、聞かれるようになって行政対応の遅れも指摘されます。
 「予想を超える降雨への防災体制」をどう確立するか、関係者への周知方法等も含め、今一度、地元自治体とも十分打ち合わせるなどして、住民安全に万全を期して欲しいと思います。

2009年7月19日日曜日

第29回向陽園の運動会

第29回向陽園の運動会が開催されました。生憎の雨のため、体育館での競技に振り替わりましたので、少し窮屈にはなりましたが、園生の元気一杯の声が間近に聞こえることもあって、かえって観客との一体感も強まったように感じられました。
細心の注意をもって進行管理にあたられた職員のみなさんの緊張感も伝わり、充実した運動会になったと思います。関係者の皆様、準備から本番まで本当にお疲れ様でした。

静内駐屯地創設45周年

静内駐屯地創設45周年、第7高射特科連隊創隊28周年の記念式典が開催されました。あいにくの雨の中にもかかわらず、会場には大勢の来賓や関係者が参列し、恒久平和の願いを胸に、式典を見守りました。

2009年7月15日水曜日

中央要望

水産、林務委員会による中央要望で、猛暑35度の永田町を歩いています。政局は一気に解散総選挙へと向かい、議員の先生たちはそれぞれに選挙区へ流れていきます。私たちは、少しでも地元の実情を解っていただきたいと関係部局をまわり、要望の詳細を説明して歩きます。写真は林野庁森林整備部長へ要望中の様子です。

2009年7月7日火曜日

採りコンブ漁始まる

日高路に夏を告げる採りコンブ漁が始まりました。日高のコンブは乾燥機を使わず天日による天然乾燥ですから、どうしても天気に左右されます。操業日数も平均20日前後しか確保できません。作業は水揚げから干場に並べるまでの時間との勝負でもありますから、家族総出で汗を流します。
 やわらかな風が運ぶコンブの匂いが、懐かしい昔の記憶を引き出すような気がするのは、浜育ちの私たちが共有する郷愁なのかもしれませんね。

日高管内旅館料飲店組合役員会議・研修会

日高管内旅館料飲店組合役員会議・研修会が浦河町ウエリントンホテルで開催されました。長引く不況の中、観光客の入り込み数は、前年比94.3%、入り込み数ベースで言うと13万4千人も減っています。これから、各地のイベントも本番。日高らしいもてなしで、頑張って元気を出してほしいものであります。
 2010年春には成田空港滑走路の延伸、秋には羽田空港の第4滑走路の供用開始がなされ、インバウンド(訪日外国人旅行)が1千万人を超えると言われます。観光学部が大学に設けられる時代にもなっています。観光資源では一歩抜きんでる北海道の中で、日高をどう位置づけていくのか、関係者一同知恵を絞って、地域の発展に結びつけていきたいものです。

2009年7月6日月曜日

蓬莱祭

日高路にも夏祭りが始まりました、新ひだか町三石蓬莱では、毎年恒例の蓬莱祭りが開催されました。三石川を挟んで雄、雌の蓬莱山に、長さ130m、重さ2.8トン、最大直径3.4mという日本一巨大なひめ縄を渡します。川に阻まれて結ばれず岩になったというアイヌの若者の悲恋伝説にあやかり、年に一度、雌雄の岩山を結んであげようというお祭り。会場では、神輿の川渡り、よさこいソ-ラン、特産品販売の出店等が祭りを盛り上げていました。

叙勲祝賀

21年春の叙勲で瑞穂双光章を受けられた、新ひだか町の畠山重博さんの祝賀会がありました。畠山さんは昭和56年から保護司として多くの保護観察対象者を更正に導いてこられ、その功績が受章の対象になつたもの。保護司の身分は国家公務員であるとはいうものの、無給なので実質ボランティアです。長年のご功績に感謝申し上げ、心からのお祝いを申し上げます。お元気に、これからも頑張っていただきたいと思っています。

日高西部消防技能訓練大会

日高西部消防技能訓練大会が富川せせらぎ公園で開催されました、この地域は平成15年台風で大変な被害の出た地域、それだけに消防活動にも町民の関心・期待が高く、団員の方々は生業を持ちながら活動されており、その頑張る姿に地域を支えていこうとの気迫がみなぎり、敬意と感謝の思いを深くしました。

2009年7月2日木曜日

様似高等学校の存続を求めて

 様似高等学校の存続について、町長をはじめ、教育長、PTA会長、教育委員長、議会議長、議員の方々が、高橋教一北海道教育長に直接面会し、要望しました。今、地方では、生徒数の減少による公立高校の再配置計画が進行して、関係者や住民の間に不安や危機感が広がり、その動向に注目が集まっています。北海道の教育のあるべき姿については、地域の特徴なども生かした魅力ある学校づくりなど、地域に住む人たちと共に議論していかねばならない時がきていることを痛感します。