2012年7月30日月曜日

ラジオ体操

 夏休みに入り恒例のラジオ体操に大勢の子供達が早起きして元気な姿を見せていました。
 ラジオ体操が始まったのは昭和3年と言いますから、80年以上の歴史を持ちます。今のラジオ体操第1は昭和26年に制定されましたが、現在の「ラジオ体操の歌」は作詞・藤浦洸、作曲・藤山一郎によって昭和31年から歌われるようになりました。この歌を聴くと、元気をもらう気持ちになります。素晴らしい歌だと思います。
新しい朝が来た 希望の朝だ
喜びに胸を開け 大空あおげ
ラジオの声に 健(すこ)やかな胸を
この香る風に 開けよ
それ 一 二 三

2012年7月25日水曜日

マイカ漁はじまる

 浦河港にマイカの水揚げが始まりました。いつもの年より少し早めになりますが、長崎県や青森県道南地方など、全国から40 以上の漁船が集まって港も賑わっています。発泡スチロール箱や木箱で五千から六千箱は、まずまずの水揚げというところです。
 イカは煮ても焼いても生でも、何をしてもおいしくいただけます。少し辛めの大根おろしをたくさん入れた刺身をどんぶりで食べる人が出るのもこの時期。保冷、運搬技術の進歩で、海からは遠い地域に住む人にも、おいしいイカが口に入るようになりました。

2012年7月24日火曜日

ひだか樹魂まつり

 第41回ひだか樹魂まつりが、週末の21日、22日の二日間にわたり日高山岳ビラパ-クで開催されました。
 日高は門別町との合併で日高町日高となった山岳地域。十勝へつながる日勝峠のふもとにある、人口約二千人の地域です。年々人口が減り高齢化が進んでいますが、林業のまちとして発展させるべく、力を入れています。
 まつりでは流送レ‐スや、丸太を切る木こり競争、花火大会やパレ‐ド等、メニューは盛りだくさん。
 「元気を出して、皆で知恵を出し合い、頑張ろう」との気持ちが漂うなか、老いも若きも和気あいあいで、まつりを堪能していました。

2012年7月19日木曜日

海上自衛艦寄港

 海上自衛艦<すおう(980トン)>が18日から20日まで浦河港に寄港します。
 <すおう>は大湊基地所属の多用途支援艦で、この度は日高東部災害対策機関防災訓練参加のため入港したもの。
 日高東部は、隣接圏域や都市圏域につながる主道路が、国道一本となるため、災害時に国道が通行止めになると、「陸の孤島」化しかねず、海からの支援が必要となるだけに、今回の訓練は大変期待されます。
 大震災後の調査で、従来の予測を上回る津波が予想される地域もあることから、住民互助のネットワークも再点検しなければならない時と考えます。

セレクションセ-ル

 新ひだか町の、日本軽種馬協会北海道市場で開催された、一歳馬のサラブレッド競り市「セレクションセ-ル」。上場された211頭の売却率は昨年度より5・3ポイント増。上場数は昨年より下回ったものの、一頭の取引平均価格は1226万円。昨年より300万円アップしました。
 また今回からは、買い手がつかなかった場合にも市場の施設を利用しているのには変わりない、ということから、生産者が販売希望額の1パ‐セントを支払う<主取り手数料が導入されました。
 軽種馬業界は厳しい情勢が続いていますが、何とか乗り切って、道民に文化としての競馬が定着してほしいと思っています。

2012年7月13日金曜日

総合開発に関する提案・要望

 日高総合開発期成会による平成25年度の総合開発に関する提案・要望について、知事はじめ各部局を回り、説明し要望をしました。
 高規格道路の延伸は防災の観点からも必要ですし、補完的には町道まきば通り線の道道昇格も防災の観点から急がれるべきと認識します。安定した地域医療体制の整備(医師・看護師の確保)は切実な地域課題ですが、他圏域との競合課題でもあります。限られた予算を日高圏域に振り向けるには、説得力が必要です。住民が主体的にどう関わるのか、という視点での説明も必要とされる時代に入っているように思います。

2012年7月12日木曜日

昆布漁、始まる

 日高路の風物詩ともなっている、昆布漁が始まりました。早い地域では7月1日から解禁になった日高こんぶ漁。好天に恵まれ、この10日には全地域で解禁になり、浜は昆布の天日干で活気づいています。
 ニオイは記憶と深く結びつくといいます。山育ちには浜のニオイが苦手な人もいますが、私には、この時期の浜のニオイは一瞬で少年時代、青年時代のふるさとの記憶と結びつきます。あのころの活気を思い出します。今年の豊漁を願っています。

2012年7月2日月曜日

蓬莱山まつり

新ひだか町三石蓬莱山まつりが1日開催されました、晴天に恵まれ家族連れなど約六千人が蓬莱山に架けられた巨大しめ縄(長さ130メートル 重さ3.5トン)を背中にステージショ-や縁日等を楽しんでいました。
 川に阻まれて結ばれずに岩になったというアイヌの若者の悲恋伝説にあやかり、年に一度、雌雄の岩山を結んであげようというお祭りですが、太いしめ縄を見ていると何かしら、「強い絆」を連想します。
 若者と老人の絆、健常者と弱者の絆、被災者と支援者の絆。日本には何かと何かを結びつけ、新たなものを生み出す能力に優れていると思います。巨大なしめ縄のように、あちこちで、新しいふるさとづくりにつながる絆の生まれることを祈念しました。