これは、豚の糞の野積み状態。そこから発生する悪臭は当然、近所の迷惑になります。
「家畜排せつ物法」では、雨で流れ出たり地下浸透しないように法律上の「管理基準」が定められていて、堆肥小屋を設けたり、シートをかぶせたりすることになります。豚を100頭以上を飼育する「畜産農家」は、この法律の対象になりますが、対象外の畜産規模であっても、「廃棄物処理法」や「水質汚濁防止法」などの対象となりますから、家畜を飼育する方には十分留意してほしいものです。
これらの法的な責任を免れたとしても、近隣への配慮は必要です。環境への配慮も、支え合って生きる地域共同体存続のための道徳的規範といえるでしょう。
2011年7月30日土曜日
法律と道徳
イカ漁始まる
2011年7月25日月曜日
地域ぐるみの祭り
日高路の短い夏は、それぞれの町の歴史や暮らしに息づく祭りが真っ盛りです。
ここ日高町は、かつて林業で栄えた地域。今年で40回目となる「ひだか樹魂まつり」では、丸太の流送競争や伝統芸能の「木遣り」等々で賑わいました。もちろん新ひだか町や新冠町でも、多くの町民の方々が地域ぐるみの祭りを楽しんでいます。
普段の生活では自分を抑え、周りに合わせ、どうしても個人の思いを犠牲にしながら生きています。本来、祭りは神と同化し心を日常から解き放つ時でもあります。だから日本中に奇祭があるのでしょうね。現代風に言うなら、祭りは非日常的な空間の演出ということでしょうか。
都会にはない、「地域ぐるみ」は、地方都市なればこその強みです。 この時ぐらいはみんなで大いに楽しみましょう。
2011年7月20日水曜日
軽種馬の初競り市
2011年7月19日火曜日
自衛隊静内駐屯地創設47周年
自衛隊静内駐屯地創設47周年、第7高射特科連隊創隊30周年の記念式典と祝賀会が開催されました。今年の記念行事は、あいにくの霧で対空射撃場での行事は、できませんでしたが、式典では、3月11日に発生した大震災に際しての、隊員の方々のご活躍とご労苦に対し感謝を申し上げました。
被災直後から2万人を超える陸海空部隊の人員を派遣し、多くの被災者を助けられ、また不明の方々の発見に力を尽くされた自衛隊。物資輸送や原発への放水活動など、災害の拡大防止にも命がけで尽くされました。
未曾有の災害に対する迅速確実な活動成果は、日頃の訓練あってのものですが、改めて我が国の国民の底力を感じています。
なでしこジャパンのように華やかな活躍で国民を力づけるかたわらに、人知れない困難に立ち向かった彼らのような若者達がいることも忘れません。ありがとうございました。
2011年7月13日水曜日
昆布の天日干しが始まりました
2011年7月4日月曜日
夏を感じる恒例行事
なかなか、夏を感じさせられる日がない今年の日高地方ですが、夏祭りが始まりました。
第17回みついし蓬莱山まつりは、約7千人の家族連れで賑わいました(写真上)。 三石川を挟む雄、雌の蓬莱山には、長さ130m、重さ2.8トンという巨大なひめ縄が渡されます。今年はこのひめ縄が、何かしら、大震災被災地と国を結ぶボランティアさんたちと重なって見えます。
浦河町にある障がい者施設、浦河向陽園 では大運動会が開催されました(写真下)。ご家族や地域の皆さん、ボランティアの皆さんの応援、手助けを頂き、玉転がしリレー、綱引きや障害物競争等々、楽しい思い出ができました。
「ボランティア」という言葉もすっかり社会に定着してきましたね。