2017年11月1日水曜日

通行再開

 1年2カ月ぶりに待望の通行再開です。昨年8月の台風で被災し復旧工事が続いていた国道274号の日勝峠、その通行止めが28日解除されました。14時から再開通記念式典が道の駅樹海ロード日高でおこなわれ、開発局はじめ工事関係者、地元住民、三輪日高町長等、自治体関係者、 国会議員等々のご来賓の方々が喜びのなか、開通を祝いました。
 当初、開通までには2年以上かかるのではないかとの声も聞かれましたが、小型無人飛行機「ドローン」による空中撮影が開通を早めた大きな要因とお聞きし、近代利器の人類貢献を実感しました。かつての人海戦術に依っていた測量に比べ、現場を立体的に可視化でき、より精度の高い対策の検討なども可能になっているようです。異常気象による災害の大型化が目立つ今、ドローンはなくてはならない機械となってきたようですね。

第47回門別ししゃも祭り

町内外からの観光客、約一万二千人が旬のシシャモの焼鍋汁、寿司等々に舌鼓を打ちました。祭りメニューでは「生シシャモのつかみ取り」や「スダレ干し早作り大会」に特に多くの人が集まっていました。出店では一夜干しシシャモが格安提供され、長い行列ができていました。今年の漁獲漁は昨年並みで、値段も手頃、天気は曇り空でしたが、なんとか雨も避けられたことから、まずはシシャモ日和になったようで主催者も一安心していました。
 シシャモは日本だけでとれる固有種、それも日高、釧路の太平洋沿岸だけでしか獲れない貴重な資源です。
 人工ふ化はかなり難しいようで、被災に伴うシシャモ減を防止するための植樹活動が重要と言われています。今後、環境学習の際にはシシャモの保全についても大いに宣伝してほしいと思います。祭りを利用した環境啓発パネルの展示なども有効かと思いました。