2010年8月9日月曜日

北海道局の整理統合に反対する緊急総決起大会

 北海道局の整理統合に反対する緊急総決起大会が、日高、胆振管内の商工会連合会や商工会議所連合会の主催で開催されました。苫小牧市民会館小ホ-ルには管内の市長、町長、市民や町民また道議会議員が集結し、決議書は来賓で出席していた前総理大臣鳩山さんの秘書に手渡されました。
 北海道局の前身は北海道開発庁。広大な北海道の開発を進めるため、予算一括計上権や、国の負担率をかさ上げする「北海道特例」などを駆使して北海道の骨格を効率的につくってきました。
 社会の成熟化に伴い「開発」の意味は変わっていますが、エネルギー基地、農業基地など先駆的なモデルとしての北海道の意義、地球規模での北海道の役割は強まっているはず。道内経済への悪影響ばかりが北海道局整理統合反対の理由ではないのです。

アポイの火まつり

 第40回様似町アポイの火まつりが7、8日開催されました。この夏は毎日猛暑日が続いています。涼を求めて、会場には約5000人の町民が集まりビールをのみ、イベントを楽しんでいました。特に今回は第40回記念とあって、堀内孝雄さんのステージもあり一層盛り上がりました。また、今年は春から口蹄疫拡大への警戒のため、日高管内各町では、多くのイベントが中止に追い込まれましたから、花火大会での歓声もいつになく大きく聞こえました。
 この火祭りは昔アイヌの人たちが、シカが獲れるよう神に祈って火を焚いたことが起源といいます。豊作、豊漁はいつの時代も人々の願い。祭りのエネルギーが天に届くことを願っています。