2011年10月10日月曜日

サケ定置網に異変

 秋のサケ定置網漁が始まって1ヶ月になりますが、昨年の漁の半分もないと、漁師さん達のため息が聞こえています。サケに代わって、ブリや、<フクラギやイナダ>と呼ばれている<成長中のブリ>が水揚げされています。この異変、漁師さんに聞くと「海水温度が、まだまだ高い」から、とのことです。日高の今年のサケ定置網漁が心配されますが、当初不良と思われていたサンマは大漁年でした。
 秋鮭も、サンマや出世魚のブリにあやかって、早く大漁へとつながってほしいと思います。

収穫祭り

 新ひだか町静内農協主催で収穫祭りが開催されました。会場の農協前広場は、良い天気に誘われた大勢の町民で賑わいました。震災や台風の影響で今年は、特に野菜の値段が高く、台所をあずかる主婦にとっても大変です。収穫祭は生産者直接の販売とあって早々に完売する売り場もあり、大盛況でした。
 このような催しはただ安いものを販売し、それを買って終わりというのではなく、生産から消費までの過程に多くの人が関わっていることを再確認し、また、会場で思わぬ人に出会ったり、思わぬ情報を得たりという、会話を通じた「まちの賑わい」の創出につながります。皆さんの元気な声を会場のあちこちで聞きながら、私も地元の元気を結びつける、一層の努力をしなければと思いました。