2018年4月23日月曜日

日高自動車道 門別厚賀間開通

 日高自動車道 (日高緑町インターから日高厚賀インター)14.2キロ区間が4月21日開通し、日高町総合町民センターで高規格幹線道路日高自動車道早期建設促進期成会 と国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部主催の開通式典が開催されました。
 式典には国会議員や高橋はるみ北海道知事など関係者170人が出席し、午後からは厚賀インターで約5千人の町民や町内外関係者が見守る中、テープカットやくす玉割りが行われ、大型トラックやバス、マイカーなどの渡り初めが行われました。
 リゾートや自然体験観光などで訪日外国人客が増えており、この自動車道に地元も大いに期待しています。災害の際には力強い動脈道路として心強い味方にもなります。鉄道の行く末が心配されている中、自動車道の役割はさらに重要性を増しています。終点浦河に向けて道路延伸が加速化していくことを大いに期待したいものです。

2018年4月17日火曜日

入賞祝賀会

 浦河町出身で平昌五輪の男子スピード スケートで1000、1500メートルで五位入賞した小田卓郎くん、団体追い抜き(パシュート)で五位入賞のウイリァムソン師円君の報告会と入賞祝賀会が開催されました。
 一つの町から同時に二人のオリンピック選手を輩出し、そして二人揃って五位に入賞、テレビに釘付けになった多くの町民に感動と興奮をもたらしてくれました。
 このたび、二人の帰郷に合わせ祝賀会を開催して労をねぎらいましたが、早くも次回北京五輪への飛躍と期待を込めた言葉に会場は大いに盛り上がりました。
 今回、北朝鮮の参加は驚きをもって迎えられましたが、これを機に、朝鮮半島の平和、安定が実現されればこれ以上の喜びもまたありませんね。

2018年4月9日月曜日

入学式に思う

 日高管内各地の小中学校や高校の入学式が執り行われました。私の母校も、開校64年にして初めて一クラスになってしまい、今年の入学者数は34人。教室内が少し狭く感じられるかもしれません。気温が下がった寒い入学式でしたが、ご両親と一緒に元気で登校する新一年生の歓声や笑顔には癒やされました。
 我が国の年間出生数は今や100万人を切り、高齢者は平成に入ってから2千万人増えています。現在6520万人ほどの就業者数も25年には6000万人を割るとの試算もあります。経済成長を続けるには、1人当たりの労働生産性向上が必要になりますが、日本はOECD加盟35カ国中21位とか。人工知能(AI)の導入も言われますが、まずは、どんな国づくり、地域づくりをしていくのか。各界のリーダーたちは、アンテナを張り巡らせ、子どもたちの未来の為に、舵取りを間違えないようにして変化の時代を乗り切っていってほしいものです。

2018年4月6日金曜日

ようやく春

 「春だよ」。春の陽気に福寿草が顔を出しました。
今週は何日か気温が下がり、とうとう 、今日は雪が降りました。しかし、冬から春へ、雪と福寿草のコラボレーションに、心がとても和みます。めぐる季節の中、花は自分の咲き時を知っています。雪が降っても冬に戻ることはありません。
 しかし、人の世の一歩先は期待と不安が混在し、知らないうちに誰かに日常生活を監視され行動を把握されていくような社会に不安を覚えます。米フェイスブックから約千万人分のデータが流出し、アメリカ大統領選の選挙工作に使われたとか。森友学園、加計学園をめぐる国民の疑念も、情報公開が未だ国民のものになっていない証拠でしょう。
 オリンピックやメジャーリーグで日本の若者たちは活躍しています。
 いち早く高齢社会に突入した日本が、冬から春へと季節が移り変わるように、未来の枠組みづくりに先鞭をつけることを期待したいものです。