2012年4月28日土曜日

TPP参加は北海道をだめにする

 拙速なTPP参加表明に反対する道民集会とTPP交渉参加断固阻止北海道総決起大会が、27日の午前と午後に相次いで開催されました。1500人規模の大集会となり、各業界の代表者から反対の意見があがりました。外交機密を理由に、交渉参加に有利な情報しか開示せず極めて不適切な政府対応への批判や、賃金水準が低下し非正規化が進む等の声に、会場は聞き入っていました。
 農業ばかりか、医療や労働、保険など、幅広い分野へルール統一をめざすTPP。公平、公正な国民的議論の場がないまま、さらなる市場原理主義を推し進めることは許されません。未来の北海道にスローライフという価値観は貴重です。北海道を支える一次産業は先端技術のようには競争できないのです。