2009年1月30日金曜日

新年度予算ヒアリング

新年度予算のヒアリングが始まりました。
 ヒアリングでは各部の幹部から事業等の規模、必要性、効果、狙いなど、予算案の説明を受けます。説明を受けるまでには、係、課で内部議論され、財政課との協議も済んでいますから、十分、説得力のあるものとなっています。
 しかし、検討段階で消えていったであろう事業の中には、実施できれば素晴らしい効果を及ぼす案もあったかもしれません。事務作業の煩雑さなど難しい面もありましょうが、市民参画、行政・市民の協働意識の高まりと共に、検討過程も情報公開する時代がそこまで来ているような気がします。

2009年1月29日木曜日

知事要望

 IMFでは今年の世界全体の成長率は、戦後最悪となる0.5%、日本はー2.6%に減速するとの予想をしています。大変な時代を生きることになりますが、その被害を一番被るのは社会的弱者です。
 北海道は、観光、食料、クリーンエネルギーで、国内的に比較優位に立っています。今の経済状態を抜け出たときに北海道が日本をリードするためにも、地域が潰れてしまってはどうにもなりません。
 新年度の予算査定が始まるこの時期、我が会派でも地域の実情を踏まえた予算編成をと、高橋知事に要望し、意見交換を行いました。

2009年1月11日日曜日

祝・成人

 浦河町と様似町の成人式に出席してきました。今年、全国で新成人となるのは、男性が68万人、女性が65万人の計133万人だそうで、第1次ベビーブーム世代の49年生まれが成人となった70年の246万人と比較すると、6割に満たない程若者は減っています。
 安心して子供の産める環境を整え、少子化に歯止めをかけることは国としても喫緊の政策課題ですが、若者のふる里への夢をふくらませる環境づくりが地域としても大切でしょう。未来を担う若者と中高齢世代の意見交換の場を設け、良い提言は積極的に取り上げていくという姿勢を示すことも必要ではないか、せっかく集まったこの日に合わせ、そんな一時を持てないだろうかと、ふと思った成人式でした。

2009年1月7日水曜日

緑の雇用

 2009年北海道林業人新年交礼会がKKR札幌で開催されました。(写真は交礼会で挨拶する高橋知事。)

 環境ビジネスの市場規模は06年で70兆円、140万人の雇用を生み出しており、2015年までには100兆円、220万人に拡大させるとのことですが、北海道の森林面積は554万㌶で、全国の森林面積に占める割合は22%。林業への若者世代の回帰も見られ、過疎化への歯止めが見られる地域も出てきています。今こそ北海道の優位性をいかした緑の雇用を考える時代が来たと思います。

2009年1月6日火曜日

新年交礼会

 仕事始めの5日、浦河町と新ひだか町の新年交礼会が開催され出席し年頭のご挨拶をしてきました。
 毎日暗いニュースが流れますが、昨年は日本人4人がノーベル賞受賞という快挙もあり、世界に中に日本を印象づけました。バブル崩壊を乗り切った経験から円は相対的に高く評価されています。かつての日本式経営であった雇用制度も再評価されています。見方を変えれば、日本に熱い期待が集まっているといえないでしょうか。その日本を支える北海道という視点から、北海道を支える日高という視点から、自分たちの足元、北海道の明日を考えることも大切だと思います。

2009年1月5日月曜日

出初め式

 新ひだか町三石消防団の出初め式に出席をしました。年の始めは、やはり消防の出初めから。厳しい寒さの中で、国旗を掲揚し念頭の挨拶を申し上げるとなんとなく気持ちも身もしきしまるものです。
 出初め式は、今から350年前の1月4日に、上野東照宮前で火消し隊が顔見せの「出初」で気勢を上げ、明暦の大火で10万人の死者を出した江戸市民を勇気づけて以来、全国での恒例行事として広がっていったということです。
 防災は科学文明が進んでも避けては通れない行政課題であり、マンネリ化を防止するためにもこの時期にあることの意味は大きいと思います。

2009年1月2日金曜日

明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます

 穏やかな正月が開け、浦河神社では今年で100回目になる騎馬参拝が執り行われました。暗い世相を吹き飛ばすかのように、約100段の階段を一気かけあがるサラブレットの姿に、沢山の拍手が沸き起こりました。今年は100回目とあって、浦河出身の画家、伏木田先生が赤馬、白馬の絵馬を奉納されました。