2014年7月8日火曜日

浦河向陽園第34回運動会

 浦河町絵笛の障がい者施設「浦河向陽園」で、第34回運動会が開催されました。天気にも恵まれ、利用者の方やその家族が、ボランティアの皆さんとともに、各種ゲームを楽しみました。
 福祉は生活の最低線を護ることに目が行きがちですが、少子高齢化を乗り切るためには福祉対象者にも目を向ける必要がある時代です。大阪には「アトリエ インカーブ」という知的障がいを持つアーティストばかり26人が集まる福祉施設があり、2メートル四方の絵に400万円の値が付くアーティストもいるそうです。
 眠る人的資源の発掘、育成という発想から、障がい者の方の社会参加をさらに広げるような、多様な取り組みが、この日高圏域からも生まれれば素晴らしいことだと思います。