新ひだか町にある、幕末の探検家松浦武四朗記念碑の前で第6回目の武四朗まつりが開催されました。記念碑は真歌公園のシャクシャイン記念館と同じエリアに建っています。武四朗の探検を支えた民族の先人のイチャルパ(先祖供養)に始まり、古式舞踊も披露されました。国立科学博物館の副館長の篠原謙一先生による「DNAで解明する北海道先住民の歴史」と題しての講演は興味深く、耳を澄ませながら、民族と交流をしながら多くの記録を残した武四朗に思いを馳せました。
松浦武四郎は「北海道の名付け親」と言われる江戸時代の終わりから明治にかけて活躍した探検家で、蝦夷地と言われた北海道の詳細な記録を数多く残しました。民族に寄り添い、和人の搾取を告発し続けた彼がいなければ、今の北海道の地名ばかりか、多くの命も失われていたかもしれませんね。
2018年5月13日日曜日
シベチャリ武四郎まつり
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