平取町アイヌ協会と文化保存会が主催の第29回シシリムカアイヌ文化祭が開催されました。この文化祭はアイヌ民族の文化の保存と伝承と、さらに多くの人に知っていただくことを目的に毎年開催されているもので、地元はもちろん近隣町村や札幌方面からも参加され、アイヌ語による子供たちの歌や伝統舞踊、伝統工芸の展示等にも関心が寄せられていました。
人口減少、高齢化、AI(人工知能)の発達で未来が心配されるなか、期待される観光では、2000年20万人だった外国人の来道者は2015年には200万人を突破しました。スキーばかりではなく、最近は農林漁業やアイヌ民族の文化などを体験したいという「コト消費」観光が盛んになり、行動をともにする観光・通訳ガイドの育成が急がれています。体験型観光は滞在の長期化やリピーター増加を通じて地域に賑わいをもたらします。このような文化祭も組み込まれ大いに地域が潤ってほしいものです。
2018年2月22日木曜日
シシリムカアイヌ文化祭
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