日高町沙流川河口公園で毎年恒例のししゃも祭が開催されました。しかし、今年は海水の温度が10月に入っても下がらず不漁が続き、肝心の<ししゃも>がないのでは、と祭り開催を心配していました。確かに、すだれの数は昨年より少ない様子でしたが、会場は観光バスやマイカーが溢れ、「ししゃもの味を楽しんだり」「ししゃものつかみ取り」のイベントに参加したり、例年どおり、多くの観光客で賑わっていてほっとしました。
ししゃもは「柳葉魚」とも書きますが、アイヌ伝説では、この辺りに住んでいた人の飢えを救うため、ふくろうの神が川に流した柳の葉に、魂を入れたものだとか。そういえば、ある森林学者が、森が完成すると「ふくろうが棲む」と言っていました。酸性雨や温暖化の影響などで山の環境が変わり、ふくろうが減ってはいないか、少し気になりました。
2012年10月29日月曜日
ししゃも祭り
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