第65回シャクシャイン法要祭が新ひだか町静内で開催されました。会場となった、真歌公園のシャクシャイン像前には北海道アイヌ協会理事長加藤忠様ほか元総理鳩山代議士 、酒井新ひだか町長等々大勢の来賓や関係者が集まってカムイノミが行われました。
カムイノミは全体でやるものと、個々の家々でやるものがありますから、アイヌ民族にとって、神が身近に存在している、ということに畏敬の念を抱かずにはおれません。
今年は、地震、津波、台風など多くの災害が次々に起きて、その被害の範囲も尋常ではありませんでした。災害から身を守る術を手にしたように見える現在でさえ、大自然の猛威には人間は無力と思えます。この地にアイヌの方達しかいなかった昔は尚更のことでしょう。シャクシャインの像を前にし、改めて、人間は自然に対し謙虚であるべきことを教えられた気がしています。
2011年9月24日土曜日
第65回シャクシャイン法要祭
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