様似町主催の「日高昆布フォ-ラム2010inさっぽろ」(実行委員長は坂下町長)が、ホテルポ-ルスタ-札幌で開催されました。第3回目になる今年は、日高昆布の持つ特性とそのうま味を、より多くの人々に知っていただくために、札幌市で開催されました。会場では北海道出身でWakiya一笑美茶樓(わきや いちえみちゃろう) オ-ナ-シェフの脇屋友詞さんによる、昆布を使ったデモ&ト-ク、パネルデスカッションのほか、展示・即売会など盛りだくさんのメニューで、大盛況でした。
北海道を代表的する昆布と言えば、日高昆布(三石昆布)、利尻昆布、羅臼昆布の名前が思い起こされますが、日高昆布は軟らかくなるのが早く、煮物、おでん、佃煮など、もっとも汎用性の高い、食べ易い昆布といわれます。
昆布は、食物繊維が豊富で、高血圧予防、動脈硬化予防にも有効と言われ、糖尿病のような慢性疾患にも効果があるとのことですが、残念なことに、生産量が多い割には消費量が少ない北海道。安定した地産はもちろんですが、大いに『地消』したい食材の一つといえるでしょう。
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