日高軽種馬農協主催による一歳競争馬のサマーセ-ルが、23日から27日の5日間、新ひだか町の北海道市場で開催されました。売却率や売却総額は前年を上回りましたが、一頭あたりの価格が低く、中には、種付け料だけ、とか、それすら出ない、と言った嘆きも聞こえてきます。
2008年3月に策定した「北海道競馬改革ビジョン」では、今年度は赤字を解消し収支を均衡させなければ、競馬事業を廃止するとしています。馬券売り上げの60%は道外で、場外馬券場が整備されている道内より売り上げ増が望める、インターネット販売にも期待が寄せられています。まだまだ、生産農家には厳しい経済情勢ですが、関係者のご努力により、この不況を乗り切れば新たな展望が期待できるところまできています。競馬廃止は軽種馬生産農家に大打撃を与えます。競馬存続を含め軽種馬生産農業に対する対策の必要性を痛感しながら、シーズン後半の売り上げ増を祈念しています。
2010年8月29日日曜日
競走馬のサマーセールに思う
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿