高速道路無料化の社会実験が開始され1ヶ月がたちました。国土交通省は交通状況をまとめましたが、路線、区間によっては地域経済に深刻な影響が懸念されています。
全国、37路線50区間の1日の平均交通量は、実験前に比べ平日、休日ともほぼ倍増。並行する主要一般道路は、交通量が平均約2割減少したとのことですが、交通量減少の影響をもろに受けた一つが日高町日高地域を通る国道274号線沿線の商業施設や道の駅です。
この地域の商業を中心とする経済的な落ち込みは地域そのものの存続を揺るがしかねないほど深刻な状況となっています。
交通量の変化の把握はもちろんのこと、間接的な地域への影響についても、十分な調査をお願いしたいものです。
このような負の影響については、特に、単なる数字だけの把握に終えることなく、現地に実際出向き、住民の声も聞いて欲しいものです。
写真は、お盆の帰省時期の12日の道の駅と日勝峠ふもとのドライブイン。昨年までの面影はどこへやら、経営者の悲鳴が聞こえています。
2010年8月12日木曜日
高速道路無料化の影響
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