2013年4月10日水曜日

北海道アイヌ協会新冠支部の総会

 北海道アイヌ協会新冠支部の総会が開催され、24年度の事業報告、決算が審議され、25年度の計画や予算等が議論されました。また、新会員が紹介され、総会終了後は交流会でお互いの絆を深めあいました。
  北海道アイヌ協会は「アイヌ民族の尊厳を確立するため、その社会的地位の向上と文化の保存・伝承及び発展を図ること」を目的に設立されました。優れたアイヌ文化と言えば、アイヌ文様刺繍や民族の尊厳を訴えたチカップ美恵子さんや、国際的にも評価の高い木彫作品を生み出した砂澤ビッキさん、最近では俳優の宇梶剛士さんを思い浮かべる人も多いでしょう。宇梶さんのお母さんの静江さんは有名な詩人であり、絵本作家としても有名ですね。
 北海道の風土が育んだ感性から紡ぎ出された作品群には、民族の枠を超え北海道人として誇るべきものがあります。道外に向かって、我々も大いに宣伝していきましょう。

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