2010年5月21日金曜日

北海道議会サハリン州訪問

 北海道議会サハリン州訪問団の団員として3日間の日程で州都ユジノサハリンスク市を訪問しました。ユジノサハリンスク市は戦前は豊原市と呼ばれ樺太庁所在地でした。私にとっては五年ぶり二回目の訪問になりますが、市内は液化天然ガス開発の恩恵を受け、道路の舗装やホテルの新築等々、街の様子が大きく変わっていることを実感しました。
 領土の問題など、まだまだ北海道とは、近くて遠い国ではありますが、かつての、樺太庁博物館はサハリン州郷土博物館として、日本時代の建物がそのまま、大切にされているのは嬉しく、又そこに、ロシア人の文化に対する思いを見ることもできます。今回の議会交流を含め、裾野の広い日ロの交流が、「遠い隣人」との壁を取り払うことにつながればと願っています。

0 件のコメント: