拡大する鹿の被害に農家が頭を痛めています。
昨年の8月頃から作付けした苺の苗は今、ハウスの中で10センチから14、15センチ程度にまで育っています。この苺の株が鹿によって食べられ、100坪のハウス9棟が全滅する被害が発生しています。シカは繁殖力が強く、食糧不足から畑に下りてきたものと思いますが、山を下りる前には森林を荒らしているはず。森林被害は、土石流や土砂崩れを引き起こす原因ともなり、自然破壊を誘発しかねません。十分な調査はもちろん必要ですが、大切なのは被害がないことです。適正な頭数管理はシカの栄養状態の保全にもなります。全道で森林被害や農業被害が拡大するなか、臨機な対応を願っています。
2010年1月23日土曜日
シカ被害
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