2009年10月12日月曜日

チプサンケ

アイヌ協会新ひだか支部でチプサンケ(舟下ろしの儀式)が静内川中流から河口までの約2キロで行われました。だんだん、写真のような丸木舟を作製する人がいなくなってきましたが、舟に魂を入れるために儀式をするということに、往時の海運の危険性、神に対する敬虔な祈りが偲ばれます。そんな思いをそのままの形で残していくことは、伝統文化継承としては大切なことです。後継者の育成を含め、地域文化、民族文化の保存に対する関係者の熱意を応援していきたいと思います。

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