2009年8月15日土曜日

マツカワ稚魚放流

「えりも灯台まつり」の開催に先がけて、カレイの高級魚「マツカワ」の稚魚が放流されました。今年は四十万尾の放流を予定しており、この日は四千尾を放流しました。マツカワは、ヒラメと同じ白身の魚で、刺身や寿司ネタとしては最高級です。地元では、「王蝶」というブランド名で売り出だそうと力を入れています。かつては日高沿岸だけで年間20トンを超える水揚げがありましたが、30年ほど前から数が激減し、漁獲量が1トンもない状態が続き、幻の魚と言われてきました。最近、放流事業の効果も現れてきたようで、今後の隆盛が期待されています。水産業も「漁獲」時代から「収穫」時代へと意識も変わってきているように思います。

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