全道の漁業者の代表や水産団体代表約二百二十人が札幌に集結し、急激な円安が漁船の燃油高騰を招き漁業経営は存続の危機に立っていると、国や道に対策を求めました。赤いはちまき姿の参加者は水産物の安定供給に国は責任を果たせ、とする決議を採択してシュプレヒコ-ルを上げました。
金融緩和策は円安を招き、海外から購入する燃料は高騰しています。イカ釣り漁船などは、集魚灯の光量を削減するなど節約に努めていますが、急激な燃料費の高騰はもろに経営を圧迫し休漁に追い込まれています。
魚価も低迷の中、漁業者は「出漁しても燃料費が賄えない」のです。早急の支援策を要します。
2013年5月29日水曜日
燃油高騰に早急の支援を
2013年5月28日火曜日
第4回さまに「ウニまつり」
今年で四回目となる春ウニまつりが様似町エンルム海岸の特設会場で開催されました。様似町観光協会と様似町が主催のこのイベントには、日高管内や十勝、室蘭、札幌方面から約2千5百人が訪れました。会場は、殻付きのバフンウニやムラサキウニを買い求める人であふれ、この日用意された格安のウニ(バフンウニ8個入り一袋八百円、ムラサキウニ6個入り一袋五百円)二百五十袋はもちろん完売。 紅ズワイカニやツブ、白貝なども販売され、用意された炭火でみなさんは浜の幸を堪能していました。せっかく来ていただいて買えなかった皆さんに、ごめんなさいと主催者は謝っていましたが、様似は海だけではありません。アポイ岳には高山植物が咲き出しています。多くの人たちに、景観を含めた様似の自然を満喫してほしいものです。
2013年5月23日木曜日
アザラシ被害
春の定置網漁が始りました。悩みは、襟裳岬周辺に生息するゼニガタアザラシやゴマフアザラシ。岬は観光の名所にもなっていますが、毎年広がる漁業被害に対応するため、一昨年より環境省の指導で生物学者、漁協の組合長、道水産林務部等で保護管理検討会を開催し、今年度、国内で始めての希少鳥獣の試験捕殺による頭数管理を行うことを決め、その準備を進めていました。その矢先の13日の参議院予算委員会で環境大臣から捕殺や捕獲の中止が伝えられました。
ゼニガタアザラシは、かつての乱獲で激減し、絶滅危惧1B類に指定されましたが、保護の結果、襟裳岬周辺は150頭から600頭程度に増え、昨年夏、絶滅危惧2類にランクが引き下げられました。環境大臣が「捕殺による漁業被害の軽減が実証できない」と生物保護を優先するなら、納得できる漁業被害対策をまずは、早急に示すべきでしょう。
2013年5月20日月曜日
サクラ開花
ようやく、日高の三大サクラの名所が開花しました。この連休から観光客や関係者をやきもきさせてきた、新ひだか町の二十間道路桜並木、浦河西舎の桜並木、えりも庶野のさくら公園の桜たち。
特に新ひだか町の二十間道路の桜まつり会場では18、19日まで祭りを延長させてきただけに関係者もホッと一息をつきました。浦河西舎の桜並木、えりも庶野のさくら公園では18、19日現在の開花はまだ六分咲きから七分咲き、もう少しの間楽しめそうです。
今年は全道的にも開花が遅れ、そのためか、各地で一斉に開花したような気がします。「散る桜 残る桜も 散る桜」とは良寛さんの句ですが、つかの間の美しさに、人生の喜びや哀しみを重ねるのが日本人の特徴のようです。桜の下に集まる人たちの穏やかな表情を地域全体に広げたいものです。
2013年5月19日日曜日
桜まつり
代かき始まる
気温が上がらず、桜の開花も例年に比べ約一週間は遅れぎみで、苗植えの時期も心配されていましたが、ようやく代かき作業が始まりました。ハウスの中の苗の成育は、まだ少し、足りないようで、早く天候が良くなって欲しいものです。実態のない景気回復で浮かれている間にも、TPPへの参加がどんなダメージを与えるのか予断を許さない日々でも、農家の方々は、天候の回復を信じ、ひたすら今を一生懸命生きています。「食べる」という行為は、全ての経済行為の上で最上位にあります。それを支える生業を私たちは決して軽視してはなりません。地産地消と言いますが、まずはご家庭で子どもたちと地元食材について話題にするのが北海道の未来にとっても、良い食育になるのではないでしょうか。
2013年5月11日土曜日
2013年5月10日金曜日
えりも歌別・さけ・ますふ化場
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