2012年2月21日火曜日

シシリムカアイヌ文化祭

 第23回アイヌ文化伝承活動の発表会シシリムカアイヌ文化祭がアイヌ協会平取支部・文化保存会・二風谷アイヌ語教室 の主催で開催されました。会場には地元はもちろん、日高管内の関係者や会員が大勢参加して、アイヌ語による口承文芸や古式舞踊、またイオル事業等が披露・紹介され、最後には見学者と出演者による交流会が開催されました。
 中国とインドに挟まれる小国ブータンでは国民の97%が「幸せ」と感じているとか。昨年、ワンチュク国王ご夫妻が大震災被災者をお見舞いくださった際の、テレビ放映を思い出しながらアイヌ民族の伝承文化が、自然の恵みに感謝し、仲間と分け合い、互いの幸せを祈るブータン人の国民性と重なるのを感じています。

2012年2月18日土曜日

静内軽種馬生産振興会通常総会

 新ひだか町静内軽種馬生産振興会の第65回通常総会と、平成23年重賞レース優勝の牧場を祝う会(写真下)が開催されました。総会では、厳しい生産農家の現状について、今年7月のセレクションセ-ルでの手数料等も含め熱の入った議論が交わされていました。
 所得の減少を避けるには売れる馬の生産を、と言われますが、道営競馬のファンを増やすことが結局は安定的な収入増につながります。競馬ファンを増やすには、道民のいっそうの支持を受けねばなりませんが、地元のホテルやペンションなどの宿泊施設やお土産屋さんなどに届く観光客の声を集めたり、商工関係者の意見を広く聞き、競馬グッズや馬関連周遊コース開発につながる提案をいただく必要もあるでしょう。その、横断的、多面的なつなぎ役、調整の場づくりに、振興局を含めた行政の役割が期待される、と感じています。

2012年2月10日金曜日

浦河高校にエレベーターを

 「浦河高校にエレベーターを設置して下さい」と、北海道教育局に要望活動をしています。浦河青年会議所のメンバーを先頭に地域を巻き込み、約5840名の署名を付して要望書を届けました。
 浦河高校は平成24年から様似高校と統合し総合学科として校区が廃止されることから、今後、障害を持つ生徒の入学も予想されます。実際に 、新年度には車椅子の生徒が入学を希望しています。
 この日は浦河町長さん、生徒のご父兄も参加しての要望になりました。
北海道教育局はこれまで、「昇降機での対応」と考えていただけに、この度の地域の声にどのように応えるだろうかを、注視していきたいと思っています。