2019年4月23日火曜日

浦河アイヌ協会定期総会

 浦河アイヌ協会定期総会が開催されました。19日国会でアイヌ民族に関する新法が成立したことを受けて、挨拶に立った会長は「自分から見るとまだまだ求める半分ぐらいの内容、これからも皆と声を出し一緒に行動したい」と述べられ、これからも協会のさらなる活動に多くの会員が参加してもらい頑張っている姿をアピールする必要があることを強調されました。その後決算報告や事業報告、新年度の事業計画や予算案等々を決めました。
 新法ではアイヌ民族を「先住民族」と明記し、観光や産業振興を支援する交付金制度の創設が盛り込まれました。教育格差、経済格差がまだ残る現状で、その支援が盛り込まれなかったことに不満は残りますが、施策の間接的な効果にも期待しつつ、関係者の意見を十分に取り入れた法の実効性を注視していきたいと思います。

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